ブナの中庭で

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生分解性プラスチックの広がり

2012年03月01日 | 環境技術・環境制度
以前、研究で訪れていた中国内モンゴル自治区。そこで問題になっていたのが「白色公害」。
最初その言葉を聞いたとき意味が分からず「?」でしたが、まもなく納得しました。
捨てられたレジ袋やポリ袋が風で飛ばされ、沙漠地域を漂い、最後は木に引っ掛かります。枝一杯にポリ袋が取付いた木は、まるで冬山でみる樹氷の様でした。

同様の問題に悩むイタリアでは、昨年生分解しないレジ袋の使用を禁止としました。
植物由来の生分解性プラスチックは、年率20%の伸びを続け、今後5年で倍増する見込みです。

生分解性プラスチックとは、微生物により分解されるプラスチックのこと。
生物資源(バイオマス)由来のものと、石油由来のものがありますが、多くはバイオプラスチックです。

主な種類と用途は次の通り。

・ポリ乳酸(PLA):トウモロコシ原料、シャンプー容器やティーバック、メガネなど
・ポリブチレンサクシネート(PBS):サトウキビ原料、レジ袋、使い捨て食器、農業用フィルムなど
・ポリヒドロキシアルカン酸(PHA):植物油脂原料、農業用フィルム、電気機器、自動車内装材など

冒頭の写真は、私が今から15年ほど前にスウェーデンのマックでもらったフォークでトウモロコシ澱粉作られたPLAです。
マックの店頭にも「石油由来ではなく大気中のCO2を増やしません。また生分解されます」と掲示されていました。15年前ですよ、凄いでしょう~

現在の日本のマックはどうなのかな?ほどんど行かないから、知らないのです。
どなたか教えて下さいね~


2 コメント

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食糧との兼ね合い (ミキコ)
2012-03-02 12:42:17
バイオエタノールと生分解性プラスチックは食糧との兼ね合いがしばしば問題になっています。バイオエタノールの方は製紙会社と製鉄所が共同で広島にセルロース等からバイオエタノールを作る実証プラントを完成させて実証実験を開始する予定だと耳にしました。生分解性プラスチックもセルロース等から作れるようになれば、さつまいもの蔓とかトウモロコシの茎、サトウキビの絞り糟、キノコを栽培した後のホダ木やおがくず、紙くず等を利用して作れるようになれば、食糧問題にならなくて済みます。
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ミキコさんへ (Repu)
2012-03-04 20:49:53
食糧問題とバイオエタノールやバイオプラスチックとの兼ね合い、十分考えなければならないと思います。やはり最優先すべきは食糧だと思います。広島でのプラント、注目したいです。
いつも素晴らしいコメントありがとうございます。細々書いているブログですが、元気を頂いています、感謝。
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