ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

サッカーとリユースカップ

2010年06月08日 | 3R・ゴミ・廃棄物
6月11日に開幕するワールドカップサッカー。
熱中するスタジアムでは、喉をからしたサポーター達がやらなどをグビグビ飲むことでしょう。

そのときに使われる紙コップをリユース容器(回収して再使用するもの)に替えたなら、ゴミの大幅削減に役立ちますね!
(ちなみに熱狂したサポーターが容器をグランドに投げ込む可能性があるので、缶や瓶などでなく紙コップで販売されてきています)

日本のサッカースタジアムでは既にリユースカップが導入され、大きな効果をあげてきました!

最初の導入は2003年の大分スポーツ公園総合競技場。これを皮切りに、横浜、名古屋、甲府、新潟の各競技場において、リユースカップの導入が進んでいます。

その結果は以下のとおり。

データ順に場所、デポジット料金、期間中カップ削減量(1試合平均量)、カップ回収率 

  ○大 分、100円、91,443個(5,379個)、86%
  ●横 浜、なし、 53,269個(10,653個)、97%
  ○名古屋、なし、 18,553個(6,184個)、94%
  ●甲 府、100円、35,440個(1,688個)、82%
  ○新 潟、100円、 データなし、91%
 
2004年8月よりリユースカップを導入した日産スタジアムを例に試算すると、1試合あたりの紙コップのゴミは240kg、年間では4320kgで発生抑制されました!

ワールドカップでの観客数はハンパなものではないはず。
各会場でリユース容器が使われているといいなぁ

このブログを読んでくださる方で南アにいらっしゃる方がいたら、ぜひレポートしてくださいね!(そんな方、いないかなぁ~)

*冒頭写真は知人のブログ「モリグチヨシヤス的日常」より転載させて頂きました。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。