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オフィスで古紙から再生紙を製造できる小型製紙装置

2011年02月16日 | 3R・ゴミ・廃棄物
なんと、オフィスで古紙から再生紙を製造できる!
デュプロ精工(紀の川市)が小型製紙装置「RECOTiO(レコティオ)」を開発しました。
そして和歌山県庁舎内でモニターとして使用開始されています。

この装置、下のプロセスで古紙から再生紙を作り出します。

 1)古紙を回収する
  ↓
 2)シュレッダーにかける
  ↓
 3)装置に投入
  ↓
 4)水で溶解
  ↓
 5)トナー除去
  ↓
 6)紙すき
  ↓
 7)乾燥
  ↓
 8)裁断
  ↓
 9)白い100%再生紙の出来上がり!

3)で投入したのちは9)の完成までは完全自動
所要時間はわずか50分、1時間でA4用紙360枚の再生が可能、スゴ~イ

小型の製紙装置としては世界で初めてトナー除去装置を搭載しており、再生した紙がほぼ純白なのが特徴です。
シュレッダー後の紙を水で溶かして再生するので、上下水道と電源さえあれば運用でき、特別な補給品なども不要。

さて気になるコストはどうかな

 A4サイズ用紙1枚の再生で24銭。市販の100%再生紙は1円。
 なんと76銭安い

通常オフィスでは紙をリサイクルに出していますが、再生工場に送ったり戻したりの過程でもCO2が発生します。
この「RECOTiO(レコティオ)」を使えば、これもゼロにできるということですね!
詳細はRECOTiOのサイトをご覧下さい。

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