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ぼんぼ風

2013年10月09日 | 気象・天文・自然現象一般
台風崩れの低気圧が石川県の沖合を進んだため、南風が吹き込みました。
しかもこの時期としては異常に強い小笠原高気圧からの南風。もともとの温度が高かった。
そして乾燥断熱減率と湿潤断熱減率の違いにより、風下側の北陸は高温に見舞われました。


午前11時、金沢の気温は32.8℃、南からの強風。
砂が巻き上がり歩けないほどの強風でした。

低気圧が日本海を進むと、北陸地方ではフェーン現象が発生します。
乾燥した熱風&強風のため火災が起こればひとたまりもなく延焼し、町全体を炎に包んできた記録は多いです。

加賀地方では、注意喚起も含めて「ぼんぼ風」と呼んできました。
最近はあまり使われなくなったようで、残念~!
気候学では「地方風」に分類される風です。
加賀地方のみなさん、「ぼんぼ風」という言葉が絶滅しないよう、ぜひぜひ使うようにしませんか。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぼんぼ風 (Bつま)
2013-10-10 08:28:48
小松のとなりに住んでたわたしは、「ぼんぼら風」と言ってました。
と、思います。
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Bつまさんへ (Repu)
2013-10-11 19:58:04
ぼんぼら風、ぼんぼん風などとも呼ばれるようです。
白山超え、南寄りの熱風、本当にイヤな風だわなぁ~
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