大地溝帯グレート・リフト・バレー(Great Rift Valley)は、アフリカ大陸を南北に縦断する巨大な谷です。
谷は、幅35~100 km、総延長は7,000 km(Wikipediaによる)。プレートの境界正断層で地面が割れ、落差100 mを超える急崖が随所に見られます。
冒頭の写真は、ナイロビからナクル湖に行く途中に撮影したもの。ここでは自分の持っていた高度計で測定すると、400mほどの落差がありました。
現地にあった看板です。こちらには
「イスラエルからモザンビークまで9600km」とあります。
この大地溝帯は、今から約1,000万~500万年前に活動が開始しました。
大地溝帯の地下には、マントル・プルーム(地球内部からの大規模な熱の上昇流)があり、地殻に当たった流れは左右に分かれます。
この結果、地殻も左右に引き裂かれ、大きな谷を形成。割れ目にそって湖も随所に形成され、タンガニーカ湖やマラウイ湖、ヴィクトリア湖、ナクル湖など。
またマグマが上昇することから、ケニア山やキリマンジャロなどが形成されました。
つまり東アフリカの地形・地質は、この大地溝帯によって作られているのです。
この活動が続けば、数十万~数百万年後に大地溝帯でアフリカ大陸は分裂すると予想されています。面白いですね、アフリカ大陸が2つに分かれるなんて~。
地学屋の端くれとして、この大地溝帯はぜひとも訪れたいポイントでした。幸いに快晴に恵まれ、ゆっくりと観察することができました。
また現地の人から、「畑から突然温泉がわきだした」という話も伺いました。これも熱の上昇の影響でしょう。
*ナイロビから東へ車で90分、下に降りる道の随所に観察ポイントが設けられています。
圧倒的な景観、地球の息吹に触れることができます。ケニアへ訪れることがありましたら、ぜひぜひ。超オススメのポイントです。
谷は、幅35~100 km、総延長は7,000 km(Wikipediaによる)。プレートの境界正断層で地面が割れ、落差100 mを超える急崖が随所に見られます。
冒頭の写真は、ナイロビからナクル湖に行く途中に撮影したもの。ここでは自分の持っていた高度計で測定すると、400mほどの落差がありました。
現地にあった看板です。こちらには
「イスラエルからモザンビークまで9600km」とあります。
この大地溝帯は、今から約1,000万~500万年前に活動が開始しました。
大地溝帯の地下には、マントル・プルーム(地球内部からの大規模な熱の上昇流)があり、地殻に当たった流れは左右に分かれます。
この結果、地殻も左右に引き裂かれ、大きな谷を形成。割れ目にそって湖も随所に形成され、タンガニーカ湖やマラウイ湖、ヴィクトリア湖、ナクル湖など。
またマグマが上昇することから、ケニア山やキリマンジャロなどが形成されました。
つまり東アフリカの地形・地質は、この大地溝帯によって作られているのです。
この活動が続けば、数十万~数百万年後に大地溝帯でアフリカ大陸は分裂すると予想されています。面白いですね、アフリカ大陸が2つに分かれるなんて~。
地学屋の端くれとして、この大地溝帯はぜひとも訪れたいポイントでした。幸いに快晴に恵まれ、ゆっくりと観察することができました。
また現地の人から、「畑から突然温泉がわきだした」という話も伺いました。これも熱の上昇の影響でしょう。
*ナイロビから東へ車で90分、下に降りる道の随所に観察ポイントが設けられています。
圧倒的な景観、地球の息吹に触れることができます。ケニアへ訪れることがありましたら、ぜひぜひ。超オススメのポイントです。
ジープでナクルに向かう時に通りました。
すごい場所何ですね!
ンゴロンゴロ国立公園も訪れたかった場所。巨大クレーターに閉じ込められた動物群、面白そう~。
どういうわけか、大地溝帯にコメントが届きません。
3度目のコメントです。
大地溝帯はすごい迫力でした。gbrainさんもぜひぜひ!