先日のブログで「日本の漁業は持続不可能」と書きましたが、日本に限ったことではなく、世界中で魚介類の乱獲が広まっています。
下のグラフは世界の漁獲総量の経年変化、凄まじい勢いで増加中。(特に近年中国の増加が著しいですね)
日本の水産資源について、水産庁が魚種別に持続可能かどうか判定していますが、
結果は‥‥。
(資料:水産庁)
そこで「海のエコラベル」が注目を浴びています。
海のエコラベルとは、「海洋管理協議会MSC」(本部:英国)が、世界の海での乱獲を抑止するため、水産資源の管理と適切な利用を進めようと始めた認証制度。
協議会が定める「持続可能な漁業のための原則と基準」に基づき、第三者機関が審査し、海洋資源管理や環境保全に配慮したと認められた場合、「海のエコラベル」のMSCロゴマークを付けることができるのです。
2003年3月、オーストラリア西部の伊勢エビ漁などが世界初の認定を受けて以来、これまで32漁業が認証されました。
そして先ごろ、日本で初めて認証されたのが、京都府機船底曳網漁業連合会(舞鶴市)のズワイガニとアカガレイ漁です。
ちなみにアジア初!
連合会が資源保護の取り組みを始めたのは1980年代。昭和40年に約400トンあったズワイガニの漁獲量が、55年には58トンまで減少したのがきっかけだったそうです。漁業者の危機感が機動力となり、科学的な調査データに基づくさまざまな資源回復と資源管理型漁業への取り組みが開始されました。
具体的には、漁期・漁獲サイズ、1航海当たりの漁獲量の制限をはじめ、漁場の6カ所に保護礁を沈め周年操業禁止にするなどの事業を推進。その結果、ズワイガニの漁獲量は平成9年以降は150トンレベルにまで回復し、海のエコラベルが取得されました。
現在、海のエコラベル付きの水産物は世界39カ国1690アイテムあり、日本でもイオングループ直営店や日本生活協同組合連合会などで販売されています。
今度探してみようっと。
下のグラフは世界の漁獲総量の経年変化、凄まじい勢いで増加中。(特に近年中国の増加が著しいですね)
日本の水産資源について、水産庁が魚種別に持続可能かどうか判定していますが、
結果は‥‥。
(資料:水産庁)
そこで「海のエコラベル」が注目を浴びています。
海のエコラベルとは、「海洋管理協議会MSC」(本部:英国)が、世界の海での乱獲を抑止するため、水産資源の管理と適切な利用を進めようと始めた認証制度。
協議会が定める「持続可能な漁業のための原則と基準」に基づき、第三者機関が審査し、海洋資源管理や環境保全に配慮したと認められた場合、「海のエコラベル」のMSCロゴマークを付けることができるのです。
2003年3月、オーストラリア西部の伊勢エビ漁などが世界初の認定を受けて以来、これまで32漁業が認証されました。
そして先ごろ、日本で初めて認証されたのが、京都府機船底曳網漁業連合会(舞鶴市)のズワイガニとアカガレイ漁です。
ちなみにアジア初!
連合会が資源保護の取り組みを始めたのは1980年代。昭和40年に約400トンあったズワイガニの漁獲量が、55年には58トンまで減少したのがきっかけだったそうです。漁業者の危機感が機動力となり、科学的な調査データに基づくさまざまな資源回復と資源管理型漁業への取り組みが開始されました。
具体的には、漁期・漁獲サイズ、1航海当たりの漁獲量の制限をはじめ、漁場の6カ所に保護礁を沈め周年操業禁止にするなどの事業を推進。その結果、ズワイガニの漁獲量は平成9年以降は150トンレベルにまで回復し、海のエコラベルが取得されました。
現在、海のエコラベル付きの水産物は世界39カ国1690アイテムあり、日本でもイオングループ直営店や日本生活協同組合連合会などで販売されています。
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