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キリンビール北陸工場、廃棄物100%リサイクル達成

2008年12月26日 | 3R・ゴミ・廃棄物
キリンビール北陸工場は、石川県白山市にあります。
白山を水源とする手取川の豊富な伏流水を活用すべく、15年前に建設されました。

さて問題です、『缶ビール(350ml)に必要な原料はどのくらい?』
 【答】麦芽:手のひら1杯分、ホップ:花5個、水:3リットル
ビックリ~、多いですねぇ。ということはその分、廃棄物も出るということです

しかしキリンビールでは何と100%再資源化しています!(素晴らしい~
ヒール粕や余剰酵母は飼料や保健食品に、ろ過に使用した珪藻土は土壌改良剤に、ラベル粕は段ボールに、王冠栓は製鉄原料に、という具合です。


また容器の軽量化も進んでいますよ!
 アルミ缶:20.5g(1973年)→12.1g(現在)‥‥26%の減量
 リターナブル大瓶:605g→475g(新型)‥‥21%の減量
 ペットボトル2リットル:63g→42g(軽量ペコロジーボトル)‥‥33%の減量
凄いなぁ。



工場の裏側も見学させていただきました。
廃棄物の分別ステーション。実に細かく分別していましたよ。




最後に「キリングループCSRレポート」を頂きました。「廃棄物の100%再資源化」に自信が伝わってきた内容でした。

日本企業のエコ化への努力、素晴らしい!大注目デス!

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