新穂高温泉から双六岳（2860m）

双六岳は、黒部五郎から笠へ縦走したときも山頂の巻き道を通ってしまったため、まだ山頂には立ったことがありません。
そこで同様に山頂に行ったことがない奥丸山と、長年行ってみたい思いながら縁のなかった西鎌尾根、３つあわせて「縁がなかったシリーズ」へＧＯ！

早朝３時すぎに自宅を出発し新穂高温泉へ向かい、６時半に歩き始めました。
新穂からワサビ平～鏡平～双六小屋を結ぶ小池新道を歩くのも初めて。整備されていてとても歩きやすい道でした。


鏡平小屋ではお目当ての槍がチラリ。


前日の金曜日は暴風に加え雪まで降ったらしく、すれ違って降りてくる登山者のみなさんは口々に「昨日は大変だったよ～、小屋に沈殿してた」と。上空に入った寒気がまだ残っているようで、ちょっと寒いなぁ。

明日歩く予定の西鎌尾根が見えてきました。長いなぁ、歩けるかな‥‥。


やがて今晩のお宿の双六小屋へ到着。ツアーの団体が３つ入り宿泊者が100人、９月末としては珍しく賑わっていました。（でも寒いので外には人がいません‥‥）


さっそく小屋から1時間かけて双六岳へ登りました。山頂からは、先週歩いていた薬師岳の優美な姿がみえ感激～。360度の大展望です。

薬師岳ステキですね～



笠ヶ岳も大きいなぁ。


しかし寒いよ～。北アルプスの北部の山々が白く雪化粧しているのも見えました。展望を楽しむのもそこそこで切り上げ、小屋へ戻ることに。
小屋到着後は、即、お酒モード。
えっ？ひとりでも宴会するのかって？
モチロンですね。
購入した日本酒が今シーズン最後の１本で、その後は売り切れ。（双六バージョンでビックリ。）


お部屋では私と同様、女性単独行の方２人と同室になり、山の情報交換を活発に行って、ぐっすりオヤスミナサイ‥‥