世界農業遺産「能登・千枚田」

奥能登の海に向かって急傾斜面に作られた棚田。稲刈りも終盤。

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先週末の能登半島、晴天に恵まれ美しい風景を楽しむことができました。
そのひとつが、この千枚田（輪島市）でした。


ユネスコ世界農業遺産に2011年、登録されています。

世界農業遺産とは？（参照はこちら）
・Globally Important Agricultural Heritage Systems（GIAHS）：ジアス
・2002年、食料の安定確保を目指す国際組織「国際連合食糧農業機関」FAO（本部：ローマ）により開始されたプロジェクト。

・創設の背景には、近代農業の行き過ぎた生産性への偏重が、世界各地で森林破壊や水質汚染等の環境問題を引き起こし、さらには地域固有の文化や景観、生物多様性などの消失を招いてきたことが挙げられる。

・世界農業遺産の目的は、近代化の中で失われつつあるその土地の環境を生かした伝統的な農業・農法、生物多様性が守られた土地利用、農村文化・農村景観などを「地域システム」として一体的に維持保全し、次世代へ継承していくこと。

・認定地域は世界各国に広がり、2013年5月末現在で25サイトとなっています。



千枚田はこれから夜間、イルミネーションされる予定です。