ブナの中庭で

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能登での塩づくり(揚浜塩田)

2014年10月01日 | いろいろ
奥能登の塩田では、昔ながらの方法で塩づくりがされています。

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9月28日(日)、奥能登の塩田を訪れました。
輪島や珠洲の海岸沿いには合計5か所、塩田があります。

塩作りは昔ながらの方法。
下の浜で汲みあげられた海水は、塩田に撒かれます。

細かいしぶきを作って撒くのがプロの技。この作業をやらせてもらいましたが、難しい~。

塩田、下部は堅い粘土で固められた上に、厚さ数cmの砂が敷かれています。


そこに撒かれた塩水は太陽熱により蒸発し、濃度が高められます。
集めて釜で煮詰められている状態。海水中のマグネシウムや微量元素のために、赤色です。


布でこしとると見事な塩の結晶。この過程でにがり(塩化マグネシウム)が流れ出てきて、こちらは豆腐のにがりとして活用。

つくられた塩は大粒の結晶。舐めると深い味わいがありました。




2 コメント

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奥能登塩田村 (ミキコ)
2014-10-04 09:34:55
2年前の秋に両親を連れて金沢と能登を旅しました。奥能登塩田村に立ち寄り、塩を購入しました。ここの塩を特に父が気に入ったので機会があればまた訪れたいと思います。
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ミキコさんへ (Repu)
2014-10-04 20:39:56
この塩は実に味わい深いですね。私も野菜の浅漬けをつくったら、美味しさに驚きました。
ぜひ、また能登においでください!
いつもブログを読んでいただき、コメント下さってありがとう。
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