子ども雪博士教室

８月26日午後、以前より依頼いただいた小学生対象の実験教室をやってまいりました。
（どんなのになるのかな～、楽しみ～、でもちょっと不安～、ドキドキ）


当日集まったのは小学校１～６年生の21名とその保護者の方々です。

私のテーマは「温泉水を調べよう！」でした。
えっ？なぜこのテーマにしたかって？　単に自分が温泉が好きだからよ～

汲んできた源泉（橋立温泉、松任CCZ温泉、山中温泉）をサンプルにして、次の項目を調べました。
　　味、色、ｐH（酸性、アルカリ性）、塩化物イオン、硫酸イオン

まずは味見です。
「わぁ、橋立温泉、超塩辛い～」「CCZって苦いよぉ」
（会場は一気に大賑わい‥‥）


「次に溶け込んでいる成分を化学的に調べてみるよ、試験管にこの試薬を１滴入れて‥‥」


あっ、白く濁った！　「比較すると温泉によって全然ちがうよね～」

「次は酸性アルカリ性を調べます。試験紙の色でわかるよ」「えーっと、ｐＨは６！」


楽しかったかな？　バイバイ

小学生の皆さんの興味津々の表情に、私も引きずり込まれ一緒に楽しく化学実験ができました。

最後に

　　橋立温泉（加賀市）　　無色透明、強い塩味、弱酸性、塩化物イオン極多、硫酸イオン多
　　松任CCZ温泉（白山市）　茶色透明、やや塩味と強い苦味、弱アルカリ性、塩化物イオン多、硫酸イオン少
　　山中温泉（加賀市）　無色透明、味無し、中性、塩化物イオン極少、硫酸イオン多

ということで、私は温泉に入る時はいつも脱衣場の「温泉分析表」をしっかりチェックしております！