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真川谷の飛騨片麻岩

2017年07月31日 | 地質・地形・地球科学
縞縞の岩、日本最古の岩石です。

***
7月30日(日)に遡行した真川谷。
白木峰山荘横から下りましたが、谷に入って目を奪われたのは、見事な片麻岩。
高圧変成を受けて、鉱物が一定方向に並び、縞縞になっています。


岩石が押しつぶされるって、どれほど高圧なんだか…、想像もつきません。(^^ゞ


これは曲がりくねっています。


河原に見られた縞縞の岩石、いずれも「飛騨片麻岩」で、生成年代は先カンブリア時代。
恐竜はおろか、三葉虫よりも昔。
地球にまだオゾン層が出来ていない古代に作られた岩石です。


その縞縞、よいホールドやスタンスになりました。
手をかけて、下ったり、登ったり。

「君の年齢は10億才?」
「そうだよ~」


こちらはMさんが撮影した写真。
まるで白蛇、幸せを呼んでくれそうですね!

(Mさん、写真ありがとう)

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