副題は「古今東西 日本を味わう旅」。
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しばらく前のNHKラジオ深夜便「明日への伝言」コーナーで、著者のお話を聞きました。
中学1年生の時、北海道旅行の帰路の青森駅で購入した駅弁の掛け紙を保存して以来、
収集した掛け紙は数千枚。
本書ではその一部の117枚を写真とともに紹介しています。
日本全国はもちろんのこと、戦前の樺太、台湾、朝鮮半島、満州の掛け紙も。
掛け紙には様々な情報が記されています。
駅弁名と駅名に合わせ、その地域の名所旧跡、自然風景や年中行事などをあしらった絵やイラスト、写真など。
本書に紹介されている掛け紙のデザイン、本当に様々で驚きました。
現在のコンビニ弁当は蓋が透明で中身が一目ですが、駅弁には蓋と掛け紙があり、中身は見えません。
「その掛け紙を見ながら中身のお弁当を想像しながら購入し蓋を開ける楽しみ」とは、なるほど。
また、巻末には明治以来の「駅弁掛け紙の歴史」がまとめられ、たいへん勉強になりました。
さて、私の地元石川県からは金沢駅の駅弁が紹介されています。
てっきり人気の蟹ちらしや笹寿司かと思ったら、まさかの「どじょう蒲焼弁当」(大友楼)でした!
「駅弁掛け紙ものがたり」 上杉 剛嗣 著
けやき出版、1600円+税、2009年1月発行
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しばらく前のNHKラジオ深夜便「明日への伝言」コーナーで、著者のお話を聞きました。
中学1年生の時、北海道旅行の帰路の青森駅で購入した駅弁の掛け紙を保存して以来、
収集した掛け紙は数千枚。
本書ではその一部の117枚を写真とともに紹介しています。
日本全国はもちろんのこと、戦前の樺太、台湾、朝鮮半島、満州の掛け紙も。
掛け紙には様々な情報が記されています。
駅弁名と駅名に合わせ、その地域の名所旧跡、自然風景や年中行事などをあしらった絵やイラスト、写真など。
本書に紹介されている掛け紙のデザイン、本当に様々で驚きました。
現在のコンビニ弁当は蓋が透明で中身が一目ですが、駅弁には蓋と掛け紙があり、中身は見えません。
「その掛け紙を見ながら中身のお弁当を想像しながら購入し蓋を開ける楽しみ」とは、なるほど。
また、巻末には明治以来の「駅弁掛け紙の歴史」がまとめられ、たいへん勉強になりました。
さて、私の地元石川県からは金沢駅の駅弁が紹介されています。
てっきり人気の蟹ちらしや笹寿司かと思ったら、まさかの「どじょう蒲焼弁当」(大友楼)でした!
「駅弁掛け紙ものがたり」 上杉 剛嗣 著
けやき出版、1600円+税、2009年1月発行