ブナの中庭で

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越境汚染(1)-日本にも深く関係する中国の大気汚染

2009年09月15日 | 環境問題
石川県在住の私。
海岸に行く度に涙が出ます
子どもの頃に見たあの風景は夢だったのか‥‥。
黒松の森、木陰、その向こうには青い水平線。

今の海岸は骸骨の森‥‥


加賀市黒崎町。(撮影は2006年11月)
10年前には灯台はうっそうと茂る黒松の森で囲まれていたのに、
今はむき出し‥‥


原因はマツクイムシとされ薬剤散布が続けられていますが、効果は上がっていません。
マツクイムシは「弱った」樹木に入りますが、ではマツが「弱る」原因は?

ひとつにあげられているのが、越境汚染による酸性雨です。

小柳秀明氏(地球環境戦略研究機関IGES北京事務所長)の「越境汚染-日本にも深く関係する中国の大気汚染」という論文が、日経エコロミーに掲載されました。
抜粋して紹介します。

日経エコロミーのHPはこちら

酸性雨の原因物質のひとつが硫黄酸化物。
その発生源を示したのが下図です。オレンジ色(中国起源)に注目ください。


小柳氏の論文ではさらに詳細な分析をされています。
長くなったので、続きは明日にしますね~
 よろしくお願いします。

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