ブナの中庭で

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大聖寺川・大日沢

2009年09月14日 | 沢登り・渓流釣り
膝の前十字靭帯を断裂し再建手術を受けて以来、沢登りから遠ざかっていました。
沢は滝あり泥壁あり浮石ありで、膝にどんなダメージがくるか不安だったからです。

今回は仲間2人に恵まれ、石川県加賀市と小松市境界にある大日山を源流とする、大聖寺川大日沢(だいしょうじがわ・だいにちさわ)に入渓することができました。
この沢は「新北陸の名山」(石川県勤労者山岳連盟編)によると、「初級」に分類され、「大日山が好きでたまらなくなる」と紹介されている沢。

加賀市山中温泉から我谷ダム、九谷ダムと進み、大聖寺川に沿って延びる林道を終点まで行って駐車します。
ここは20年ほど前までは真砂(まなご)集落がありましたが、現在は廃村。
「大日山池洞新道登山口」の案内看板にそって林道を歩き、登山口を過ぎて最初の堰堤で入渓しました。(6時30分)



まもなく5~7mの滝が連続して出てきますが、多くが直登できます。
また直登できなくても適切な巻道もあり、楽しく進んで行けました。




12時30分、大日山池洞新道登山道に出ました。
ほとんど藪こぎ無しで、大日山山頂と大日避難小屋の間のコルにでます。
藪こぎ無しって、ありがたいナァ~


下山は池洞新道で1時間30分、車へ戻ることができます。
登山道はブナ林の中を通り、実に清々しい森です。


遡行した9月13日の前日は一日中雨で、また夜は朝方まで激しい雷雨でした。そのため水量が多く、平常時よりちょっと難しかったようです。
でも登攀力の無い私でも、心より楽しく登れた大日沢。石川県の宝物です
ぜひ皆さん、おいでくださいね。
下山後には山中温泉「菊の湯」(420円)も待っていますよ~

最後に同行してくださったMさんとTさん、ありがとうございました!

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