立山三山縦走

昨年の11月雷鳥沢にテントはり、２日目に立山三山縦走に向かうも、時間切れ。
今年も挑戦すべく計画を立てましたが、前日までに同行予定の４名が次々とキャンセル。
同じ日に立山へ雪訓に入る富山労山のみなさんにお願いして、ご一緒させていただくことにしました。

26日（土）、除雪のため始発が１時間以上遅れましたが、無事室堂まで入ることができました。立山は一面の銀世界、フワフワのパウダースノーが１ｍ以上も積もったようです。
この日の午後は、マウント法によるビバークシェルターの作成体験の後、ワカン歩行、雪上での確保技術、滑落停止、ビーコン訓練など、雪山の技術をおさらいしました。

そして翌27日（日）は富山労山のKさんと私の２人が立山三山縦走、残りの５名はアイゼントレの後に雄山登山、２組に分かれました。

私たちは３時起床、４時30分に室堂前のテントを出発し、まずは一ノ越から雄山（2992ｍ）へ。雪と岩のミックスをアイゼンを効かせて登りました。風が強く雪煙が舞い、顔に当たって痛かったです。

そのまま稜線を進み大汝峰（3015ｍ）へ。
富士山、北アルプス、白山が一望です。


三山の最高はこの大汝峰です。
大汝休息所も雪の中。



風は強いけれど冬山らしい風景ですね～。
長い縦走路はまだまだ続きます。


真砂岳から歩いてきた道を振り返って。細い尾根や急坂が続く上に裂風もあいまって、結構緊張しました。

別山（2874ｍ）に登って三山縦走は完登。
その後は室堂のテントまで戻りました。
４時半：テント出発、１２時２０分に到着、所用時間７時間５０分でした。

積雪期の立山三山縦走は、とっても良いアイゼントレーニングのルートだと思います。
西穂に比べたら易しく初心者も十分挑戦できる内容です。
みなさんもいかがですか？　あっ、アルペンルートは今シーズン11月30日で終了だった

富山労山のみなさま、大変お世話になりありがとうございました。