ブナの中庭で

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いしかわ動物園でトキが誕生

2010年04月26日 | 生物多様性
4月25日7時31分に、トキのIペア(オス8歳、メス6歳)が1回目に産卵した4個(全て有精卵)の内の1個がふ化しました。いしかわ動物園でのヒナ誕生第一号です。体長は約12cm、体重62.9g。ヒナは順調なら1ヶ月半ぐらいで巣立ちします。
(写真:いしかわ動物園)

我が家でいただいているお米は能登半島、輪島市三井の松本さんから届きます。

その松本さんが『能登三井発 お米のつうしん』でトキの思い出を綴った文章から、抜粋して紹介しましょう。

私が子ども時代、私が住むこの集落は朱鷺が棲む村でした。夕方、夕焼け空を群れになってねぐらを目指して飛んでゆく様子は、毎日見ていました。小学校高学年でした。
(中略)
朱鷺はなぜ絶滅となってしまったのか。
私が小学校高学年、昭和30年代前半です。集落の中を流れる川は小さな川ですが小魚はいっぱいいました。田んぼの中もほとんどが半湿田ですから、土壌やタニシ、その他水生昆虫がたくさんいました。これらは全て朱鷺が好む餌。しかしその頃には7羽という数にまで減ってしまった。
(以上、松本さんのニュースレター「お米の通信]より抜粋紹介)

本当になぜ絶滅してしまったの?
この疑問に松本さんが今後ニュースレターの中で伝えようとしています。
何かヒラメキがありましたら、また随時お知らせしますね。

さていしかわ動物園のヒナですが、もっと増えて自然放鳥できるといいのになぁ。能登半島は本州最後のトキの生息地でした。

下の記事をご覧になってみて下さい。松本さんの農業への熱いハートが伝わってきますよ。
松本さんの田んぼは自然農法

2 コメント

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Unknown (Borolungs)
2010-04-27 18:08:13
ニュースでやってましたね。自然に戻して孵化させている最中だとか。
 富山の動物園では、最近雷鳥の飼育を始めたそうです。
 動物は大切にしていきたいですね。
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雷鳥の飼育 (Repu)
2010-04-29 06:49:27
その動物園とは富山市ファミリーパークですね!
山本園長のお話を何度か聞いたことがありますが、日本の在来種を飼育し守る活動や、里山保全活動などを活発に行なっていらっしゃいます。
木曽馬、ツシマヤマネコ、ホクリクサンショウウオなどぜひ見てみたいな。
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