ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

不要な衣料の回収リサイクル実験を実施

2009年07月25日 | 環境技術・環境制度
一般衣料のリサイクルは進んでいません。

【現状データ】(平成18年度の調査より)
  ・国内で排出された繊維製品 230万トン  
  ・うち再生利用されたもの 10万トン
  ・リユースされたもの(譲渡、リサイクルショップ、海外輸出) 23万トン
  ・残り197万トン(86%)が焼却・埋め立て処分されています

そこで今回のリサイクル実験は注目されています。



まず良品計画とワールドが、不要衣料品を指定店舗で回収。

繊維を綿とそれ以外(ナイロン、ポリエステルなど)に分離し
  ・綿  発酵させバイオエタノール化
  ・それ以外  繊維へ再資源化

 現在、国内で廃棄されている綿(120万トン)から生産可能なバイオエタノールは約85万キロリットル、削減できるCO2は130万トン。



このプロジェクトは国と企業の協力の下に実施されます。
この実験がうまくいき、本プロジェクトが全国に広まるといいですね。





コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。