ブナの中庭で

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環境に優しい企業ランキング

2008年07月12日 | 環境技術・環境制度
日本経済新聞社が消費者2万人に対して、企業の「環境ブランド」について投票を実施しました。(今年は9回目)
「環境にやさしい企業はどこ?」

1位はトヨタ自動車!
 やはりハイブリッド車プリウスのイメージが確固たるものなのでしょう。
 しかもこの投票が始まって以来、9年連続1位で、2位以下を大きく引き離しての堂々1位です。

2位はサントリー。
 前年の8位から2位へと大躍進です。
 「水と生きる」を企業メッセージに掲げ「天然水」のブランド力をアップさせてきたからでしょうか。
 でも日本は水道水をそのまま飲める、世界的にも貴重な国です。
 これほどペットボトル入りの水を売買することの是非は? 本当に必要?



3位キリンビール、4位日産自動車、5位ホンダ。
 なぜか自動車メーカーが上位にランクイン。
 日産は次世代電気自動車の量産計画を発表したことが評価されたのかな。


6位松下電器産業 7位イオン 8位シャープ 9位サッポロビール 10位アサヒビール
このように続きます。

この調査を実施した日本経済新聞社は、上位にランクインした企業に関して、以下の共通戦略があるとまとめています。

・環境活動のシンボル的な商品や事業をもっている
・わかりやすいメッセージを発信している
・森林保全や環境教育、清掃活動な市民参加型のイベントを実施している

この調査ではマイナスイメージの企業投票もやっています。
ちょっと面白いので、部門別に一部を紹介しますね。

*地球温暖化を進めたりエネルギーを無駄遣いしている企業
 ①ヤマト運輸 ②トヨタ自動車 ③JAL ④新日本石油 ⑤昭和シェル石油

*有害物質を使用したり、大気・水・土壌などを汚染している企業
 ①日本たばこ産業 ②三菱重工業 ③昭和シェル石油 ④日本通運 ⑤花王

*自然破壊を進めている企業
 ①日本マクドナルド ②住友林業 ③日本たばこ産業 ④三菱地所 ⑤新日本石油

ナルホドね、という点もあります。皆さんはどう思われますか?

これらすべてのデータは日経BP環境経営フォーラムで公開されています。
他にもいろいろなテーがあり、なかなか面白いよ~。

最後にグラフをもうひとつ。同様に日経の調査結果です。



*ブログのカウンターが1万を越えました。
 膝の前十字靱帯を断裂して趣味の山登りができなくなり、「空いた時間で新しいこと始めよう!」とスタートしたこのブログです。
 皆さんの応援のお陰で何とか続けてこられました。本当にありがとうございます。
 これからもどうかよろしくお願いします。(ぺこり)

2 コメント

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宣伝の力 (チャイカ)
2008-07-17 14:33:09
今、環境に良い製品、社をあげて環境に取り組んでいる企業は、イメージアップにつながり業績を伸ばしている感じですね。
水に関しては、日本は恵まれていますよね。水道水を飲んでもおなかをこわすこともないし・・・もっと恵まれているのは、石川県を含めた水の美味しい地域です。実際、東京や大阪の水道水は臭くて飲めません。1回煮沸しないとだめです。ご飯が美味しく頂けるのも水のおかげですね!!
悪いイメージのヤマト運輸は、時々配達で見えますが、礼儀正しくとても感じがいいです。でも社の決まりがきめきめのようで、二度手間になるから夜に来てと言っても社の方針があるそうです。燃料費もかかるのにね。最近は職場に届けてもらいますが、カーボンフットプリントの記事を見てからは、もっと考えなくちゃと思いました。
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エコ対策 (Repu)
2008-07-17 20:18:10
各企業は生き残りをかけて環境対策に取り組んでいると思いますよ。
宅配業者のドライバーは車のキーをズボンに繋いだ紐につけていて、運転席から離れるときには必ずアイドリングストップになるようにしてますよね。
日本の環境分野で遅れているのは、政治だと思います。
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