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まちなか魅力発見サイクリング(陸前高田市)

2023年06月13日 | 陸前高田
震災後ゼロからのまちづくりを果たした陸前高田、その魅力を見学するコースを作り実証実験を実施しました

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2011年3月、東日本大震災の津波により壊滅した陸前高田。
ゼロからのまちづくりが行われています。
「その魅力を自転車で回りながら楽しめるルートが作れないか」
着任後に着想し、ルート調査と地図作りを行ってきました。
本日6月11日は、その実証実験を行いました。

「ほんまるの家」前に集合し、開会式。


まずは阿部勝さんから陸前高田に関するレクチャーを受けました。
阿部さんは元陸前高田市役所の職員で、都市計画の要を担った方。


参加の皆さんには私が作った地図を配布。裏面には写真と解説が入っています。
これをもって出発。
本日の参加者は10名、モニター役どうぞよろしくお願いします。


陸前高田、中心地には電線がなく色も統一された美しいまち。


まずは本丸公園へ。ここにはお城がありました。


128段の階段を上がると町が一望。
津波の際、ここに逃げた市民のみなさんは波にのみ込まれていく町をみてどう思ったことでしょう・・・


陸前高田市役所へ向かいます。まちなかの道路は広く自転車も走りやすいな。


7階の「一本松記念館」へ。
昔の町の写真と今の町を見比べると、絶句します。


川原川公園、川沿いの道はサイクリングに快適。


川には簡単に降りることができる設計で、夏には子ども達が水遊びを楽しめるようになっています。


次は陸前高田駅と「まちの縁側」へ。
12mかさ上げ地の縁に相当し、かさ上げ工事の壮大さが実感できるところ。


去年秋にオープンした陸前高田市立博物館は、内藤廣氏による設計で、気仙大工の技が光ります。


最後はまちなか公園にゴール!「楽しかった~」とみなさん笑顔。
参加者のひとりWさんがウクレレを弾いてみなさんを更に笑顔にしてくれました。


スタート&ゴールが同じ場所で1周3.8㎞、見学時間を入れて約2.5時間。
マップ表面、


マップ裏面、


このマップを陸前高田市に寄贈します。
たくさんの人々がマップを手にサイクリングを楽しんでいただけますように♪

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