美しい半島は悲しみに満ちて・・・
***
石巻市北部に位置する雄勝半島を2日かけて時計回りに歩いた1日目の記録です。
実に美しい半島ですが、東日本大震災による津波の爪痕は生々しく、多くの人がこの地を去ってしまいました。
JR女川駅前の道の駅に駐車して自転車で出発。
女川駅は前回牡鹿半島を歩いた時にも訪れ、駅舎内にある温泉にも入ったところです。
国道398号線を北上、右手にはこれから一周歩く雄勝半島が見えてきました。
何て美しい~!感激でモチベーションが上がります。
みちのく潮風トレイルが亨新北上大橋に到着し、対岸まで往復。
北上川は大きなぁ~
そして雄勝半島の基部へ。
そこに建っているのは、震災遺構旧大川小学校。
ほとんどの子どもたちと先生方が亡くなりました。
根元から折れている太いコンクリートの柱、鳥肌がたちました・・・
子どもたちと先生方はどんなに怖かったことでしょう・・・。
この日、大勢の中学生たちが防災教育を受けていました。
犠牲になった方々の死を無駄にしないために私たちはここでしっかりと学びます、と私も決意を新たに。
大川小学校を後に追波湾に沿って自転車を走らせ、長面浦脇から尾ノ崎峠への分岐に自転車はデポ。
ここから歩き開始。
名振湾に沿って歩きます。
特産品である「雄勝石」(粘板岩)で屋根を葺いた家も多く、本当に美しい。
雄勝半島は津波被害が甚大だった地。ほぼすべての集落は津波にのまれ、その跡は現在も更地のまま。
多くの人が雄勝半島を去ったそうです。
大須漁港は上から見るとハート形
大須崎灯台で一休み。
三角形の金華山がよく見えます!
羽板漁港から山道へ入ると、巨大杉、凄いオーラにビックリ。
いよいよ本日の目的地の桑浜へ。
旧桑浜小学校は現在、宿泊施設「モリウミアス」になっています。
被災した多くの住民が避難した地。
道が壊れて陸の孤島化し、援助が入るまで1か月以上かかったところ。
夕方6時になってようやく今晩のお宿へ到着。
女将さんは現役の漁師さんで、素晴らしい海のご馳走でした。
震災後の長く続いた避難生活のお話を伺いましたが、「避難生活は地獄のようだった」とのお言葉に実感がこもります・・・
美しく悲しい雄勝半島、明日に続きます。
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石巻市北部に位置する雄勝半島を2日かけて時計回りに歩いた1日目の記録です。
実に美しい半島ですが、東日本大震災による津波の爪痕は生々しく、多くの人がこの地を去ってしまいました。
JR女川駅前の道の駅に駐車して自転車で出発。
女川駅は前回牡鹿半島を歩いた時にも訪れ、駅舎内にある温泉にも入ったところです。
国道398号線を北上、右手にはこれから一周歩く雄勝半島が見えてきました。
何て美しい~!感激でモチベーションが上がります。
みちのく潮風トレイルが亨新北上大橋に到着し、対岸まで往復。
北上川は大きなぁ~
そして雄勝半島の基部へ。
そこに建っているのは、震災遺構旧大川小学校。
ほとんどの子どもたちと先生方が亡くなりました。
根元から折れている太いコンクリートの柱、鳥肌がたちました・・・
子どもたちと先生方はどんなに怖かったことでしょう・・・。
この日、大勢の中学生たちが防災教育を受けていました。
犠牲になった方々の死を無駄にしないために私たちはここでしっかりと学びます、と私も決意を新たに。
大川小学校を後に追波湾に沿って自転車を走らせ、長面浦脇から尾ノ崎峠への分岐に自転車はデポ。
ここから歩き開始。
名振湾に沿って歩きます。
特産品である「雄勝石」(粘板岩)で屋根を葺いた家も多く、本当に美しい。
雄勝半島は津波被害が甚大だった地。ほぼすべての集落は津波にのまれ、その跡は現在も更地のまま。
多くの人が雄勝半島を去ったそうです。
大須漁港は上から見るとハート形
大須崎灯台で一休み。
三角形の金華山がよく見えます!
羽板漁港から山道へ入ると、巨大杉、凄いオーラにビックリ。
いよいよ本日の目的地の桑浜へ。
旧桑浜小学校は現在、宿泊施設「モリウミアス」になっています。
被災した多くの住民が避難した地。
道が壊れて陸の孤島化し、援助が入るまで1か月以上かかったところ。
夕方6時になってようやく今晩のお宿へ到着。
女将さんは現役の漁師さんで、素晴らしい海のご馳走でした。
震災後の長く続いた避難生活のお話を伺いましたが、「避難生活は地獄のようだった」とのお言葉に実感がこもります・・・
美しく悲しい雄勝半島、明日に続きます。