ブナの中庭で

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北國街道・細呂木峠を歩く

2019年11月24日 | いろいろ
右:北國街道のこぎり坂、左:吉崎道
蓮如道

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11月初めの小豆島クライミングで落石に遭った右足、結構回復したのですが、
大事をとってクライミングは止めて、易しいウィーキングすることにしました。

本日のテーマは「北國街道と蓮如上人」。加賀市三木町に車をとめてGO!
三木町から橘町へ。


橘町からは、いよいよ細呂木街道。多知波那神社からは緩い坂道。

「橘の宿跡」の碑。ここには多くの茶屋や宿坊があって賑わったそう。






ゴルフ場を過ぎると、左手には広大な梨畑が広がりました。
「加賀梨」の産地です。


やがて雑木林の中に「南無阿弥陀仏」の石碑がありました、幕末弘化二年とあります。


ここからは尾根の快適な道を歩き、2つめの石碑。

気持ちは完全に江戸時代、北國街道を歩くです!

越前国(福井県)に入り、細呂木の手前で分かれ道。

右は歩いてきた北國街道のこぎり坂、左は吉崎へ抜ける蓮如道。

私は蓮如道を歩いて吉崎へ向かいました。
かつては険しい山道を蓮如上人が辿ったとのこと。しかし明治に有志たちによって岩を切り開いて道を作ったそうです。
手作業だったでしょうに、お見事!


吉崎に向かって蓮如道を歩きます。


吉崎御坊、ここはかつて浄土真宗の中心地。


丘の上からは鹿島の森、そして高村光雲作の蓮如上人像。




吉崎町からバスで出発点の三木町に戻り、歴史探訪「北國街道・細呂木峠」は終了。
本当に良いルートでした。
みなさんもぜひ歴史を感じながら歩いてみてください。

おまけ:吉崎御坊での昼食は、越前名物の「おろし蕎麦」

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