白山は故郷の山であり、大好きな山。
でも残念でたまらないのが、沢に幾つも出現する大型堰堤とその作業道路です。
これは2年前の秋、白山釈迦岳より湯の谷方面を撮影したもの。
湯の谷は大型堰堤が連続して作られ、まるで白山山頂まで届きそうな勢いです。
土曜日に歩いた谷、半日でしたが幾つの堰堤を越したでしょうか‥‥。
そしてゴールはこの工事現場。多数の重機が唸りをあげていました。
斜面工事に加え、上流側ではさらに堰堤を建設中。
一般車が入れる地点から約6kmの山奥での風景です。
林道上部からみた谷。堰堤が流れを分断しています。
生き物の行き来も、当然分断されているということ。
現在の日本は危機的な財政赤字。
この状況下では、本当に必要なものとそうでないものを見極めなければ、将来世代に無駄な負担がさらにのしかかります。
堰堤、本当に必要?
堰堤工事を止める方法は何でしょうか?
でも残念でたまらないのが、沢に幾つも出現する大型堰堤とその作業道路です。
これは2年前の秋、白山釈迦岳より湯の谷方面を撮影したもの。
湯の谷は大型堰堤が連続して作られ、まるで白山山頂まで届きそうな勢いです。
土曜日に歩いた谷、半日でしたが幾つの堰堤を越したでしょうか‥‥。
そしてゴールはこの工事現場。多数の重機が唸りをあげていました。
斜面工事に加え、上流側ではさらに堰堤を建設中。
一般車が入れる地点から約6kmの山奥での風景です。
林道上部からみた谷。堰堤が流れを分断しています。
生き物の行き来も、当然分断されているということ。
現在の日本は危機的な財政赤字。
この状況下では、本当に必要なものとそうでないものを見極めなければ、将来世代に無駄な負担がさらにのしかかります。
堰堤、本当に必要?
堰堤工事を止める方法は何でしょうか?
白山の砂防事業については下流の洪水対策として歴史が有ります.
砂防ダムが無かったら.
川の勾配が急になるため,多くの土砂が下流に流れることから,下流の氾濫の原因となると言われて砂防ダムが整備されて来ました.
砂防ダムに砂が満杯になっていることは,それ自体川の縦断的な勾配を緩やかにしているということで,ダム設置の目的を阻害しているということでは無いと言う事は理解してもらいたいところです.
さて,川の砂防 に対する根本の考え方にですが,人が住むできでない所に,人が住む.それを人工的な対処で護ろうとする無理,があると私は思っています.
あくまで個人的な意見ですが,46億年の地球の成り立ちに対して,人の力では対処できない事象があるとの認識を持つことが必要なのではと昨年の3.11災害から考えています.
砂防の話から飛躍しすぎですが,人の生活の時間スケールを考えて,考察したいですね.
以前に海岸の人工物について記事を書いたときと同様、人が住んではいけない氾濫原などに家屋を建ててしまったことが、そもそもの間違いなのでしょう。
人工物での庇護が前提の土地には住まないよう、緩やかな移転ができればいいな。人口減少の時代ですから。