オーストリアは1978年11月の国民投票で、原子力発電の建設ストップを決定しました。
これを受け、1977年に建設を終え創業開始を待つだけだったツヴェンテンドルフ原発(冒頭写真)を、なんと運転見送りに。
さらに2008年12月、政府は「2050年までに輸入化石燃料に頼らないエネルギー独立国家になる」という目標を掲げました。
以来バイオマスや水力などを活用し、エネルギー効率の向上を進めてきています。
その一例が「パッシブハウス」。太陽エネルギーを効率よく取り入れ無暖房でも暮らせる家のことで、その普及は世界一。
すでに国内で15の地域が地域産の自然エネルギーだけで賄う「エネルギー独立」をはたし、現在も次々と広がりをみせています。
国全体がエネルギー独立を果たす日もそう遠くなさそうで、現在世界中から注目を集めています。
さて、私の山の師匠N氏はこのオーストリア出身。エネルギー問題に詳しく関心も高いです。
福島原発事故に関しては当初から大変心配し、会うたびに(時にはクライミングの最中でも)難しい質問が次々飛んできます。
例えば‥‥、
「日本政府はなぜ原発の現状をはっきりと国民に伝えないんだ?」(震災直後の時)
「日本国民はなぜ原発反対ゼネストをしないんだ?なぜもっと怒らないんだ?」(福島原発が迷走していた頃)
「日本政府はなぜもっと自然エネルギーを導入しないんだ?」(常に、いつでも)
そして私はいつも、たじたじ‥
彼のバックグラウンドには、このオーストリアの方針があるのですね。納得~
これを受け、1977年に建設を終え創業開始を待つだけだったツヴェンテンドルフ原発(冒頭写真)を、なんと運転見送りに。
さらに2008年12月、政府は「2050年までに輸入化石燃料に頼らないエネルギー独立国家になる」という目標を掲げました。
以来バイオマスや水力などを活用し、エネルギー効率の向上を進めてきています。
その一例が「パッシブハウス」。太陽エネルギーを効率よく取り入れ無暖房でも暮らせる家のことで、その普及は世界一。
すでに国内で15の地域が地域産の自然エネルギーだけで賄う「エネルギー独立」をはたし、現在も次々と広がりをみせています。
国全体がエネルギー独立を果たす日もそう遠くなさそうで、現在世界中から注目を集めています。
さて、私の山の師匠N氏はこのオーストリア出身。エネルギー問題に詳しく関心も高いです。
福島原発事故に関しては当初から大変心配し、会うたびに(時にはクライミングの最中でも)難しい質問が次々飛んできます。
例えば‥‥、
「日本政府はなぜ原発の現状をはっきりと国民に伝えないんだ?」(震災直後の時)
「日本国民はなぜ原発反対ゼネストをしないんだ?なぜもっと怒らないんだ?」(福島原発が迷走していた頃)
「日本政府はなぜもっと自然エネルギーを導入しないんだ?」(常に、いつでも)
そして私はいつも、たじたじ‥
彼のバックグラウンドには、このオーストリアの方針があるのですね。納得~
しかし、このブログを見て、勇気が湧きますね。実際に、オーストリアでは、再生可能エネルギだけで、発電を賄っている地域があるということですね。
日本も、風力と地熱をもっと開発して、100%の地域を作っていけたらいいのになあ。