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岐阜県が北アルプスで登山届を必須に

2014年12月01日 | 山のいろいろ
岐阜県が「北アルプス地区山岳遭難防止条例」を本日施行します。全国初、冬山や登攀だけでなく、一般登山でも登山届の提出が必要となりました。

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これまで剱岳(富山県)や谷川岳(群馬県)でも事前届け出を義務付ける条例がありましたが、冬山や登攀などに限定されていました。
しかし今回、岐阜県が施行する条例では、一般登山者全てに、季節を問わず、届け出を義務付けしています。

登山届の提出は、登山口のポストやメール、ファックスでも可能。
未提出には5万円以下の過料が科されます。
岐阜県は、遭難場所を特定する情報になり早い救助につながる、としています。
岐阜県内の北アルプスでの遭難は、昨年52件発生し死者は9名でした。

みなさんは、登山届を作成&提出されていますか?
私は(概ね)YESです。
というのも、所属する山岳会に提出する義務があるから。
留守宅(入山時と下山時に報告する)と、遭難対策部長に、ほぼ毎回提出しています(時々サボルことあり)。


**11月4日に単独で登った白山。万が一アクシデントが起こっても、私が白山に登っていることを知っている人がいる事実が心強いです**

登山届、私の会では「山行計画書」と呼びます。
登山ルートを考え、入山時刻、山頂時刻、下山時刻を考え、装備や携行品も記入していくのですが、結果的に山行の「非常に良い予習」となっています。


**秋に登攀した谷川岳。ここでも山行計画書を作るために一生懸命予習しました**

山に入る人は「めんどうくさい」と言わず、ぜひぜひ登山届(山行計画書)を作ることをオススメしますよ。
そしてこれは、自分の山行記録になりますから。

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