冬山トレーニング；西穂独標

12月16日、ブリザード＆ホワイトアウト、厳しい訓練になりました。

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山岳会の若手メンバーと冬山トレーニングです。
新穂高ロープウェイで一気に高度を上げると、そこは銀世界。
雪山の美しさにワクワク。


冬道を登って西穂山荘を目指します。

しかし耳を澄ますと、稜線を吹き荒れる風の音が聞こえました。
樹林帯でアイゼン＆ハーネスを装着するよう、メンバーに伝えます。


西穂山荘に到着。ここで森林限界を越えます。
上部稜線は地獄のようなブリザード。
目出し帽やオーバー手袋等を装着して、稜線へ向かいました。

丸山から上部は慎重にすすんで、独標下コルからはアイゼン＆ピッケルで登り上げます。
無事独標に到着し、ガッツリ握手。


下り核心でした。
ダブルアックスで硬い雪壁を下ります。
部分的には完全にホワイトアウト。
ＧＰＳを見ながら慎重にルートを探りました。


ようやく到着した西穂山荘、テント設営の登山者。


我々は一端ロープウェイで下った後、中尾温泉奥まで標高を上げてテント幕営訓練をしました。
雪上でテント設営し一晩を過ごします。
テント内でもマイナス６～７℃、全てがバリバリに凍結。
とっても充実した冬山トレーニングとなりました。