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アルパインのマルチは不人気?

2013年10月15日 | アルパインクライミング
日曜日に登った屏風岩雲稜ルート、はるか上部で登る1パーティ(T4でビバークして東稜ルート?)の他にクライマーはおらず、貸し切り状態でした。

下山後、横尾小屋のご主人とお話しする機会がありました。
屏風岩がガラガラだったことを伝えると、
「混み合った以前とは異なり、現在はグッと登攀者が減ったよ」
とのこと。

そしてこう続けられました。
「マルチピッチは人気が無くなったよ、残念だけど。今はフリーのゲレンデが大人気でしょ」
「屏風は上高地から延々と歩き、横尾で沢を渡ってさらに一ルンゼを登るアプローチも大変」
「ようやくT4まで登って初めて壁への取り付ける」
「車からサッサと登れる楽なゲレンデの壁にクライマーは集中するよ」

う~ん、そうなのでしょうか。


(今回の渡渉点。水は少なく簡単でしたが増水すると大変でしょうね)


(一ルンゼのアプローチ。1時間ぐらいかかります)


(そして人工登攀も多い屏風岩。ギアも重い)

時代の主流、フリークライマーには敬遠されるのでしょう。

でも私は、アルパインのマルチピッチクライミングが大好きです。


また登らせてね~、屏風岩さん!よろしくお願いします。

4 コメント

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アルパインのマルチは不人気 (浅草山小僧)
2013-10-16 10:04:08
お気楽登山ばかりが流行っているような感じがします。よく行った福井の山でも、経ヶ岳の唐谷ルート、赤兎山のたんどう谷ルートなどは登山者も少なく、藪が多く廃道になってしまう可能性もあります。鳩が湯温泉も主人が亡くなり、廃屋となってしまうでしょう、残念です。
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浅草山小僧さんへ (Repu)
2013-10-16 19:38:37
こんにちは!コメントありがとうございます。
福井の山も、確かにハードルートは衰退の一途です‥。鳩ヶ湯は8月に沢登りで行きましたが、あの温泉に入れずとても残念な思いでした。
先人が開拓してきた登山道や登攀ルート、財産だと思います。大切に使い、後世に伝えていきたいですね。
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フリーとゲレンデは違います (ノルベルト)
2013-10-17 10:02:34
そうですね。アルパイン・マルチピッチはどこでもだんだん不人気になっています。ヨーロッパも。
その代わりーピッチもちろん、プロテクションがいいマルチピッチも超人気になっています。
ヨーロッパでは、このようなルート、ビレーでいつもちゃんとリングボルトがあるし、途中でもボルトがあるし、このようなルートが増える共にマルチピッチまた人気になりました。
日本では、マルチピッチはいつも楽じゃないルートで、いつもチェレンジ、いつも恐怖が入っているので、人気さが減るはずです。
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ノルベルト師匠へ (Repu)
2013-10-18 07:51:56
確かに‥。先日の屏風岩、腐ってグラグラのハーケン、輪が長く伸びたリングボルト、輪が無いものも多数ありましたね。これに命を預けてアブミで登るのは、恐怖の一言でした。
しかしボルトを全て打ちなおすとなると、大変な労力が必要です。ヨーロッパでは誰がそんな大変な仕事をしてくれているのでしょうか?
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