日曜日に登った屏風岩雲稜ルート、はるか上部で登る1パーティ(T4でビバークして東稜ルート?)の他にクライマーはおらず、貸し切り状態でした。
下山後、横尾小屋のご主人とお話しする機会がありました。
屏風岩がガラガラだったことを伝えると、
「混み合った以前とは異なり、現在はグッと登攀者が減ったよ」
とのこと。
そしてこう続けられました。
「マルチピッチは人気が無くなったよ、残念だけど。今はフリーのゲレンデが大人気でしょ」
「屏風は上高地から延々と歩き、横尾で沢を渡ってさらに一ルンゼを登るアプローチも大変」
「ようやくT4まで登って初めて壁への取り付ける」
「車からサッサと登れる楽なゲレンデの壁にクライマーは集中するよ」
う~ん、そうなのでしょうか。
(今回の渡渉点。水は少なく簡単でしたが増水すると大変でしょうね)
(一ルンゼのアプローチ。1時間ぐらいかかります)
(そして人工登攀も多い屏風岩。ギアも重い)
時代の主流、フリークライマーには敬遠されるのでしょう。
でも私は、アルパインのマルチピッチクライミングが大好きです。
また登らせてね~、屏風岩さん!よろしくお願いします。
下山後、横尾小屋のご主人とお話しする機会がありました。
屏風岩がガラガラだったことを伝えると、
「混み合った以前とは異なり、現在はグッと登攀者が減ったよ」
とのこと。
そしてこう続けられました。
「マルチピッチは人気が無くなったよ、残念だけど。今はフリーのゲレンデが大人気でしょ」
「屏風は上高地から延々と歩き、横尾で沢を渡ってさらに一ルンゼを登るアプローチも大変」
「ようやくT4まで登って初めて壁への取り付ける」
「車からサッサと登れる楽なゲレンデの壁にクライマーは集中するよ」
う~ん、そうなのでしょうか。
(今回の渡渉点。水は少なく簡単でしたが増水すると大変でしょうね)
(一ルンゼのアプローチ。1時間ぐらいかかります)
(そして人工登攀も多い屏風岩。ギアも重い)
時代の主流、フリークライマーには敬遠されるのでしょう。
でも私は、アルパインのマルチピッチクライミングが大好きです。
また登らせてね~、屏風岩さん!よろしくお願いします。
福井の山も、確かにハードルートは衰退の一途です‥。鳩ヶ湯は8月に沢登りで行きましたが、あの温泉に入れずとても残念な思いでした。
先人が開拓してきた登山道や登攀ルート、財産だと思います。大切に使い、後世に伝えていきたいですね。
その代わりーピッチもちろん、プロテクションがいいマルチピッチも超人気になっています。
ヨーロッパでは、このようなルート、ビレーでいつもちゃんとリングボルトがあるし、途中でもボルトがあるし、このようなルートが増える共にマルチピッチまた人気になりました。
日本では、マルチピッチはいつも楽じゃないルートで、いつもチェレンジ、いつも恐怖が入っているので、人気さが減るはずです。
しかしボルトを全て打ちなおすとなると、大変な労力が必要です。ヨーロッパでは誰がそんな大変な仕事をしてくれているのでしょうか?