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緑の防潮堤

2014年07月16日 | 環境技術・環境制度
東日本大震災の被災地沿岸で、巨大防潮堤計画に対抗して始まった「緑の防潮堤」。世界初の試み。

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被災地の海岸では1兆円の予算で、全長400kmの防潮堤の整備が進んでいます。
中には高さ15mにも及ぶ巨大防潮堤もあり、住民の反対運動も起こっています。

しかし同時に、「緑の防潮堤」も試験的に実施が進んできました。
通常の防潮堤の陸側に盛り土をして植林するもので、地元産の樹種を中心にボランティア参加型で作られています。



潮風の影響か植林1年以内で枯れてしまった苗木もあり、現在は試行錯誤のようです。
巨大コンクリート製の壁は景観的にも美しくありません。
世界初の試みである「緑の防潮堤」計画が、今後うまく進んでいくことに期待し応援したいです。

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