ブナの中庭で

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「死のクレバス」(ジョー・シンプソン著)

2014年07月14日 | 山の本
アンデスの氷壁を下山中、宙づりになってザイルを切断されたクライマーが生還するドキュメンタリー。

***
アンデスのシウラ・グランデ峰(6356m)に登山後、下山時に天候が急激に悪化。
下山時に滑落して足を骨折した著者のジョー。
必死の下山時にザイルで宙づりになってしまい、ペアのサイモンはザイルを切断してしまう。
クレバスに落ちた彼はその後、必死の脱出を図る‥。

重い重い言葉の連続の一冊でした。
これが実際に起こったこととは,,,,,驚きです!!

優秀なノンフィクションに与えられる国際的文学賞の「NCR賞」と、山岳文学の「ボードマン・タスカー賞」を受賞しています。

「死のクレバス:アンデス氷壁の遭難」
 ジョー・シンプソン著、中村輝子著、岩波書店、1991年発行

2 コメント

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Unknown (週末山紀行)
2014-07-19 10:20:47
興味深い本ですね。
私も読んでみたいと思います。
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週末山紀行さんへ (Repu)
2014-07-19 20:17:19
実に怖い本です。雪山や冬季登攀をやっている者にとっては、一文一文が痛いです。自分だったらどうするか‥、と考えながら読みました。
主人公は鋼の魂の持ち主だと思います。

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