
ずっと長年訪れたいと思っていた、青森県六ヶ所村。
現在、日本の電力の約3割が原子力発電により得られますが、発電にともない廃棄物(つまり核のゴミ)が大量に出ます。それらを処理してくれているのは、六ヶ所村。
しかし私たち日本人のいったいどれほどが、六ヶ所村で行なわれていること知っている、あるいは知ろうとしているのでしょうか‥‥。
今回、熱望がかなえられ、訪れることができました。青森在住で環境活動を長年続けている友人達のお陰です、感謝感謝。
初めて東北新幹線に乗りました!
「はやて」はホントに速いナァ~。高速バスで早朝に到着した仙台からアッという間に八戸へ。

青森の友人の車で六ヶ所村へ向かいました。
まずは「六ヶ所原燃PRセンター」へ。

ここで私たちは核燃料や放射性廃棄物の現状と展望について講義を受けました。


六ヶ所村には現在、次の施設があります。
・六ヶ所原燃PRセンター(日本原燃株式会社)
・低レベル放射性廃棄物埋設センター
・ウラン濃縮工場
・高レベル放射性廃棄物貯蔵センター
・再処理工場
・MOX燃料工場

これらの施設の位置づけは解かり難いので、「原燃PRセンター」で模型やディスプレイで説明を受けました。

発電に伴い、さまざまな放射性廃棄物が出ます。
例えば、原子炉周辺で働く方の着衣、空気フィルター・・・・。
これらは微弱でも長年(数万年単位)にわたって放射線を出し続ける可能性があるので、適切な処理が必要。
具体的にはドラム缶に入れ地層中に埋め処理されます:【低レベル放射性廃棄物埋設センターー】

ではどこに埋めるか?
「あなたの家の近くでもいいですか?」と訪ねられて
「ハイ、OK」と言う人はいないでしょう。
これを一手に引き受けてくれているのが、六ヶ所村なのです‥‥。
その後私たち5名は、低レベル放射性廃棄物埋設センター、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター、再処理事務本部(コントロールセンター)などを訪問することができました。
一般には入ることが難しいエリア。
しかしこれらは全て高度な安全コントロール下にあり、一切の撮影が禁じられていました。残念‥‥。
全ての見学と関係者との討論を終え、退所した私たちが目にしたのは、サッカーを楽しむ子どもたち‥‥。

よく整備されたサッカー場で、これも補助金による施設なのでしょう。
サッカー場と引きかえに、長い将来にわたって押し付けらたものの重さを感じざるを得ませんでした。

核関連施設の周囲には多数の風力発電が建てられていました。

原発ではなく風力発電なら、廃棄物の難しい処理は不必要だったのにね。
目をそむけないでしっかり見て考えたい六ヶ所村です。
現在、日本の電力の約3割が原子力発電により得られますが、発電にともない廃棄物(つまり核のゴミ)が大量に出ます。それらを処理してくれているのは、六ヶ所村。
しかし私たち日本人のいったいどれほどが、六ヶ所村で行なわれていること知っている、あるいは知ろうとしているのでしょうか‥‥。
今回、熱望がかなえられ、訪れることができました。青森在住で環境活動を長年続けている友人達のお陰です、感謝感謝。
初めて東北新幹線に乗りました!
「はやて」はホントに速いナァ~。高速バスで早朝に到着した仙台からアッという間に八戸へ。

青森の友人の車で六ヶ所村へ向かいました。
まずは「六ヶ所原燃PRセンター」へ。

ここで私たちは核燃料や放射性廃棄物の現状と展望について講義を受けました。


六ヶ所村には現在、次の施設があります。
・六ヶ所原燃PRセンター(日本原燃株式会社)
・低レベル放射性廃棄物埋設センター
・ウラン濃縮工場
・高レベル放射性廃棄物貯蔵センター
・再処理工場
・MOX燃料工場

これらの施設の位置づけは解かり難いので、「原燃PRセンター」で模型やディスプレイで説明を受けました。

発電に伴い、さまざまな放射性廃棄物が出ます。
例えば、原子炉周辺で働く方の着衣、空気フィルター・・・・。
これらは微弱でも長年(数万年単位)にわたって放射線を出し続ける可能性があるので、適切な処理が必要。
具体的にはドラム缶に入れ地層中に埋め処理されます:【低レベル放射性廃棄物埋設センターー】

ではどこに埋めるか?
「あなたの家の近くでもいいですか?」と訪ねられて
「ハイ、OK」と言う人はいないでしょう。
これを一手に引き受けてくれているのが、六ヶ所村なのです‥‥。
その後私たち5名は、低レベル放射性廃棄物埋設センター、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター、再処理事務本部(コントロールセンター)などを訪問することができました。
一般には入ることが難しいエリア。
しかしこれらは全て高度な安全コントロール下にあり、一切の撮影が禁じられていました。残念‥‥。
全ての見学と関係者との討論を終え、退所した私たちが目にしたのは、サッカーを楽しむ子どもたち‥‥。

よく整備されたサッカー場で、これも補助金による施設なのでしょう。
サッカー場と引きかえに、長い将来にわたって押し付けらたものの重さを感じざるを得ませんでした。

核関連施設の周囲には多数の風力発電が建てられていました。

原発ではなく風力発電なら、廃棄物の難しい処理は不必要だったのにね。
目をそむけないでしっかり見て考えたい六ヶ所村です。
特に使用済み核燃料(高エネルギー放射性廃棄物)の処分は深さ500m以上の深地層に長年(数万年以上)埋設する必要がありますが、日本ではその処分地が決まっていません。どこの住民だって「そんなもの来て欲しくない」、です。
廃棄物の処理を考えず原発を始めてしまった日本、「トイレのないマンション」と言われる所以でしょう。
下北は自然も文化も人の心も豊かで、感激の連続でした。短い時間でしたが、とても多くのものを学び感じました。
下北バンザイ!
原子力は、本当に人類のエネルギー需要を今は支える存在ですが、ここまでしても豊かさを求めとしまった人類です。結果として、再処理技術の確立をしっかりしないと、またまた危険きわまりないというのが現実で、これ以上の拡散や事故はいらないというのが現実です。