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小樽赤岩・西壁&西奥壁マルチ

2020年08月13日 | アルパインクライミング
紺碧の海を眺めながらのマルチピッチは最高です。

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8月11日オホーツク海から藻琴山までのサイクリング&登山「シートゥサミット」を楽しんだのちは、小樽へ向かって移動。
8月12~14日の3日間は小樽赤岩でクライミングです。

12日は西壁で「西壁正面ルート3P」と「カンテルート3P」を、13日は西奥壁で「ノーマルルート3P」と「バンドルート3P」を登りました。
ともにマルチピッチルートです。

「西壁正面ルート」スタートはここから、ちょっぴりハング。


2P目、快適なスラブ。


登るにつれ眼下には青い海が広がって、気分は最高です。


3Pで終了し、懸垂で同ルート下降。


一休みして「カンテルート」をスタート。
1P目、最初の一登りに緊張したけれど、登れてホッ。


2P目のカンテが気持ち良かった。


3P目も引き続いてカンテ、終了点からの高度感は満点でした。


海が澄み切っています。再び懸垂で初日は終了。


2日目の8月13日は西奥壁の「ノーマルルート」へ。
1P目は地元クライマーのおススメでダイレクトルート(6級-)から。これがフォローでも大変でした。


2P目は正規ルートに戻り、スラブスタートから凹角、クラックと継続して登る充実したピッチ。楽しかった~


3P目もクラック、フェースと楽しんで終了点へ。
クライムダウンした後、懸垂で戻り、マルチ4本目「バンドルート」へ。
1P目はちょっと分かりにくいスタートから。
2P目、ノーマルルートに沿って登り、途中からのトラバースが難しかった。


そして3P目、草付きルンゼを登る。
しかしこれがミス、左の露岩に出ればよかったのでした。
(ルンぜにはウルシがいっぱいあり、その後ウルシかぶれに苦しむ羽目に。トホホ・・・)


短いながらも2日間で4本のマルチピッチを楽しく登れて大満足の赤岩でした。
終了点はどこもしっかり作られており、安心して登ることができました。
整備して下さっているみなさん、ありがとうございます。


さて、本日の宿泊はお楽しみの「青塚食堂」へ。
(つづく)

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