ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

日本最大の砂嘴(さし)、野付半島

2010年08月21日 | 地質・地形・地球科学
砂嘴(さし、sand spit)は岸に沿って流れる沿岸流により運ばれた砂が、波の穏やかな水域で堆積して作られる地形で、嘴 (くちばし) 形をしているのが特徴です。

日本ではこの野付半島(北海道標津町~別海町)の他、三保の松原(静岡県静岡市清水区)や住吉浜(大分県杵築市)が有名。

野付半島の付け根の標津から950号線:野付風蓮湖公園線で、約3/4の部分まで車で行くことができます。ではさっそくGO


道の右側(野付湾側)には海生湿地が広がり、独特の景観です。海水のため立ち枯れた木も見られました。




野付半島はラムサール条約登録湿地。半島中央部にはトドワラPAがあり、ネイチャーセンターも設置されています。ここで水鳥の観察もいいですネ


半島の両側はお花畑。ハマナスが満開で、本当に美しかったです。


もう一度人工衛星から見た野付半島。自然の作り出した造形、実に面白い形です。

(画像出典:JAXA、許可いただきお世話になりました)

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。