ブナの中庭で

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妻籠宿

2009年12月05日 | いろいろ
江戸と京を結んでいた中山道。中山道六十九次のうち江戸から数えて四十二番目が妻籠宿(つまごじゅく)。
中山道と伊那道が交差する交通の要衝として江戸時代は大変賑わったそうです。

明治になり鉄道や道路がどんどん作られ、宿場町としての昨日を失った妻籠は衰退の一途をだどりました。
そして戦後の経済成長時代、日本全国では再開発の名のもと次々と町並みが失われていく中、江戸時代の宿場の姿を色濃く残す妻籠が見直されていきます。


妻籠の人たちは町並みを守るために、家や土地を「売らない、貸さない、壊さない」という3原則をつくりました。
そしてここで生活をしながら、江戸時代の街並みを保存しています。


妻籠から馬籠峠を越えて8kmのところにある馬籠宿。
こちらは残念ながら明治28年と大正4年の火災により、古い町並みは石畳と枡形以外はすべて消失。
しかし町並みの復元が図られ、観光客も多く訪れる地となっています。島崎藤村の生誕地としても有名です。


手焼きのお煎餅も美味しかったよ。

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