ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

八ヶ岳・ジョウゴ沢

2011年01月03日 | アイスクライミング
年末に出かけた九州でしたが、大雪のため予定していたクライミングがほとんど登れず、早々に帰宅しました。
年明けは家でノンビリしていたとき、Nさんから電話「アイスクライミングはどうですか?」
もう行くしかないでしょ!

アイスクライミング、数年前にほんのチョットだけ体験したことはありますが、完璧な初心者。
はたして??

向かったのは八ヶ岳のジョウゴ沢。ガイドブックによると「初めの一歩はここから」とあります。

赤岳鉱泉小屋から歩いて10分、一般登山道から沢に入りました。
間もなく出会うのが、F1(Fとは滝fallのこと)。
「易しく初心者はまずここでトレーニングすべし」とあります。


ハーネスやアイゼンを装着して準備。
Nさんはオーストリアから来日され初めてのアイスクライミングということで、気合満々。
その相手が、よりによって私とは、ゴメンナサイ~


颯爽とリードするNさん。

「アックスを氷に打ち込み、アイゼンの前爪で立ち込んで!」とNさんから檄が飛びます。
わかっているけど、できないんですよ‥‥、とほほ

F2,F3を超えて沢は3つに分かれますが、私たちは左俣のナイアガラの滝に行きました。

この滝は美しい青氷状態、非常に硬かった。
トップロープにして、何度も登る練習をしました。

最後は腕とふくらはぎがパンパン‥‥、ひぃ


アイススクリューを打って支点をとる方法も習って、本日は終了。

赤岳鉱泉小屋に泊まりましたが、暖かくて快適でした。ご飯も美味しかったな~

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ルンゼ (Pearsword)
2011-01-05 23:31:45
滝の凍ったのをルンゼというんですか。
すごいですね、おもしろそうです、アイスクライミング。
こういうときは、ザイルは何にかけるんですか?やはり釘みたいものを打ちながら登るんですか。
山大先輩のRepuさんに教わりたいことたくさんです。
返信する
ルンゼ (Repu)
2011-01-06 05:32:10
ルンゼとは、沢の両側が狭まった溝状の地形を指します。凍結しているかしていないかは、関係ありません。
またザイルをかけるのは、アイススクリュー。この記事の最後の写真でNさんが氷面にセットしています。長さ10cmぐらいで氷面に向かってネジ式にねじ込んでいきます。そこにクイックドローを掛けザイルを掛けて、ランニングビレイとします。
私もアイスはほぼ初めてなんで、先日教わったことばかりなんですよ
返信する
アイスクライミング (morimiki)
2011-01-06 08:10:49
息子は、高校生の時、クライミングの大人の友達に誘われて、アイスクライミングを経験してます。帰ってくると、寒いし、しんどいし、もうしようとは思わん、と言ってましたよ。
いまは、カヌーと山スノボをやってます。この前、立山で雪崩の事故があったときには、ちょっと心配しました。なくなられた方は、息子の知り合いの知り合いの方でした。
Repuさんも、くれぐれも、気をつけて下さい。(わかっとる と息子にも言われるけど....)
返信する
青氷の美しさ (Repu)
2011-01-06 20:12:59
高校生の頃からアイスクライミングしていたら、どんなに上手になっていることだろう、と思います。この歳でアイスを始めるなんて、無謀?
でもね、新しいことを始めるって、楽しいね。八ヶ岳で取り付いた青氷の美しさ、無心に氷に向かったあの瞬間、が今日も忘れられない私です。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。