○5月3日(土)晴のち曇り、のち晴れ
所属する山岳会の春山合宿。
1泊2日組3名、2泊3日組6名と、合計9名が参加で大賑わい。
8時20分新穂を出発し、穂高牧場を経て白出沢を過ぎて間もなくの尾根を登ります。
最初は樹林帯をゆるゆると。やがて急傾斜へと変わります。
情報では2400m付近にテント設営可能とありますが、これがなかなかの急傾斜地。
我々は3人+6人のテント2張り。
なんとか緩傾斜地をみつけ、雪を切ってテントを設営しました。
お昼頃に前線が通過したため、一時的に悪天となりましたが、天気は回復♪
○5月4日(日)快晴
5時40分、テント出発。放射冷却でガリガリの雪面を登り始めます。
標高2700m付近より痩尾根、蒲田富士への最期の登りにはフィックスロープが張られていました。
急斜面を登りきると、目に飛び込んできた雪稜の先が、蒲田富士(2742m)です。
その先の涸沢岳への岩稜&雪壁が圧倒的でした。
F沢のコル手前はナイフリッジ。
ここを通過した後、いよいよ涸沢岳への登り。
岩稜、雪壁、雪稜の繰り返しです。
そして9時20分、涸沢岳(3103m)に到着しました。
大満足の山頂です。
奥穂と前穂北尾根をバックに。登頂したのは5名でした。
穂高岳山荘へ一端下り、休憩。
計画では奥穂高岳へ登る予定でしたが、大渋滞。山頂まで登山者の列がつづき、ちっとも動こうとしません。
テント場へ戻る時間も考え、奥穂は諦めました。
涸沢のテント場もいっぱい。恐るべし、連休穂高の人!
登ったルートを引き返し、途中でザイルワーク&雪上訓練も行って、テントへ戻りました。
○5月5日(月)曇りのち雨
天気予報によると、強風&雨とのことで、午前3時起床、5時出発としました。
途中で雪もちらつき始め、急速に天気は悪化。
慎重に急傾斜の尾根を下り、白出小屋から林道を歩いているとき、上空にヘリコプターを目にしました。
後で知りましたが、防衛大学校山岳部のパーティ2名が西尾根から北側のブドウ谷へ滑落されたとのこと。
報道によると標高2200m付近とのことで、我々も同じ朝、その地点を通過していました。
私は前日、そのパーティのテント横を通り、挨拶しお話していたのでした。
本当に痛ましい事故、残念でたまりません。
若いお二人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
所属する山岳会の春山合宿。
1泊2日組3名、2泊3日組6名と、合計9名が参加で大賑わい。
8時20分新穂を出発し、穂高牧場を経て白出沢を過ぎて間もなくの尾根を登ります。
最初は樹林帯をゆるゆると。やがて急傾斜へと変わります。
情報では2400m付近にテント設営可能とありますが、これがなかなかの急傾斜地。
我々は3人+6人のテント2張り。
なんとか緩傾斜地をみつけ、雪を切ってテントを設営しました。
お昼頃に前線が通過したため、一時的に悪天となりましたが、天気は回復♪
○5月4日(日)快晴
5時40分、テント出発。放射冷却でガリガリの雪面を登り始めます。
標高2700m付近より痩尾根、蒲田富士への最期の登りにはフィックスロープが張られていました。
急斜面を登りきると、目に飛び込んできた雪稜の先が、蒲田富士(2742m)です。
その先の涸沢岳への岩稜&雪壁が圧倒的でした。
F沢のコル手前はナイフリッジ。
ここを通過した後、いよいよ涸沢岳への登り。
岩稜、雪壁、雪稜の繰り返しです。
そして9時20分、涸沢岳(3103m)に到着しました。
大満足の山頂です。
奥穂と前穂北尾根をバックに。登頂したのは5名でした。
穂高岳山荘へ一端下り、休憩。
計画では奥穂高岳へ登る予定でしたが、大渋滞。山頂まで登山者の列がつづき、ちっとも動こうとしません。
テント場へ戻る時間も考え、奥穂は諦めました。
涸沢のテント場もいっぱい。恐るべし、連休穂高の人!
登ったルートを引き返し、途中でザイルワーク&雪上訓練も行って、テントへ戻りました。
○5月5日(月)曇りのち雨
天気予報によると、強風&雨とのことで、午前3時起床、5時出発としました。
途中で雪もちらつき始め、急速に天気は悪化。
慎重に急傾斜の尾根を下り、白出小屋から林道を歩いているとき、上空にヘリコプターを目にしました。
後で知りましたが、防衛大学校山岳部のパーティ2名が西尾根から北側のブドウ谷へ滑落されたとのこと。
報道によると標高2200m付近とのことで、我々も同じ朝、その地点を通過していました。
私は前日、そのパーティのテント横を通り、挨拶しお話していたのでした。
本当に痛ましい事故、残念でたまりません。
若いお二人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。