海部宣男、宮下暁彦著(岩波新書1087、2007年7月発行)
この本はまず写真が素晴らしい。何といっても世界一の望遠鏡すばるの写真です。
ワンショットに3万個もの銀河(恒星ではない)が写る超広視野のカメラ写真には、目が釘付け。
ひとつずつの銀河には何億以上の恒星があり、惑星があり、衛星があり‥‥。
それぞれの銀河ではどのような世界が展開しているのでしょうか。
きっと高度な文明をもった生命体も存在するはずです。
この本を読むと、「生まれかわったら宇宙飛行士になりたい」と思う人が多いんじゃないかな。(少なくとも自分はそう思った)
ところで私の夢のひとつに「火星に行って化石採集をしてみたい」があります。
(これは生まれ変わる前、現世の夢です、あくまでも)
火星は46億年前太陽系が誕生して以来、初期の惑星進化の過程は地球ととてもよく似ていました。
マグマオーシャン時代もあったし雨も降って川も流れていた。
誕生直後は多分こんな状況。
(画像:気象庁)
この火星画像の中央上部に川が流れた後(河跡地形)が見えませんか。
(画像:NASA)
水が存在したのだから、きっと生命がいたんじゃないかなぁ。
(ちなみに、現在の火星では水はすべて凍結して氷、残念ながら液体の水はありません。)
堆積岩を割ってみたら化石が見つかるよ、きっと。火星表面はこんな風景。
(画像:宇宙情報センター)
火星に生きていたのはどんな古生物だろうか。ワクワクします。
という訳で、私は時々化石ハンマーとタガネを磨いております。
この本はまず写真が素晴らしい。何といっても世界一の望遠鏡すばるの写真です。
ワンショットに3万個もの銀河(恒星ではない)が写る超広視野のカメラ写真には、目が釘付け。
ひとつずつの銀河には何億以上の恒星があり、惑星があり、衛星があり‥‥。
それぞれの銀河ではどのような世界が展開しているのでしょうか。
きっと高度な文明をもった生命体も存在するはずです。
この本を読むと、「生まれかわったら宇宙飛行士になりたい」と思う人が多いんじゃないかな。(少なくとも自分はそう思った)
ところで私の夢のひとつに「火星に行って化石採集をしてみたい」があります。
(これは生まれ変わる前、現世の夢です、あくまでも)
火星は46億年前太陽系が誕生して以来、初期の惑星進化の過程は地球ととてもよく似ていました。
マグマオーシャン時代もあったし雨も降って川も流れていた。
誕生直後は多分こんな状況。
(画像:気象庁)
この火星画像の中央上部に川が流れた後(河跡地形)が見えませんか。
(画像:NASA)
水が存在したのだから、きっと生命がいたんじゃないかなぁ。
(ちなみに、現在の火星では水はすべて凍結して氷、残念ながら液体の水はありません。)
堆積岩を割ってみたら化石が見つかるよ、きっと。火星表面はこんな風景。
(画像:宇宙情報センター)
火星に生きていたのはどんな古生物だろうか。ワクワクします。
という訳で、私は時々化石ハンマーとタガネを磨いております。
三年くらい購読しましたが目からウロコでした。
前衛って何をやってるの?って感じですね。
カミオカンデも凄いですね!
フライング投稿して5分しないうちにコメント来てびっくり。明日のブログに今日コメントが。一瞬時間が逆流したような気分でした!
宇宙みたいだ。
宇宙ネタ、いいですね~!
ホントは、火星の空は青かったとか、
ナサがわざと色を変えてるとか、
そういうネット上の話、好きです。^^
昔、一緒に星を見ましたね~。
はまりやすい性格は、今もですけど。
綺麗な画像をありがとう♪
リンクもありがとうございました。
確かペルセウス座流星群、地面に寝転んで流れた軌跡の記録を取ったことを覚えています。月食も観察したはず。
他には何の観測だったかなぁ。土星か木星か。
とにかく高校時代の懐かしい思い出です。
「POWERS OF TEN」=「10の力」?と思ってしまいますが、これは「10のべき乗」のこと。
(理科系の方は、おなじみかな?)
この本には、ページをめくる毎に順々に現れる42枚の画像が載っているのですが、
それらは大きな世界から小さな世界へ一直線に並べられています。
面白いのは、画像が常に10倍のスケール(比率)で次のページに移っていくということ。
つまり、正方形の画像の一辺が、その前後の画像に対して10倍(あるいは10分の1倍)の長さになっているのです。
わかるかな?
こういう法則性をもって、大きな世界から小さな世界へと順に画像を並べていくとどうなるか。
はじめは、宇宙空間の画像です。真っ暗な空間に、塵のようなてんてんがあるだけ。
地球から見れば10億光年ぐらいの世界です。
しかし、次々にページをめくっていくと、そのてんてんの世界がいつしか渦巻き構造の銀河に変わり、
次にはまたてんてんの世界(星々)に変わり、そしてそのてんてんの世界の中に太陽系の惑星の軌道が描かれ、
さらにページをめくっていくと、突如、画像のまん中に、ぽっかりと丸く青い天体が浮かび上がります。そう、地球です。
(今、手元の本で確認すると、ここまでで画像18枚分でした。)
で、この「POWERS OF TEN」の旅は、まだまだ続くのですよ。
ここから先はどうなるか、それはみなさんの想像力にお任せしましょう。
この本は、言葉でお伝えするのが実に難しく、
まさに「百聞は一見にしかず」なのですが、
見た人にはきっと忘れられな一冊になるのではないかなあ。
こういう本に関心のありそうなrepuさんは、もう既に知ってた?
http://phe.phyas.aichi-edu.ac.jp/~sawa/pot.html
この10のべき乗の旅をすると、自分は宇宙で生かされているんだ、ということに気づくよ。そして自分の内部に展開されている宇宙にも。
素晴らしい!