(NHKニュース1月21日より)
石川県白山市で、1億3千万年前の地層から見つかった3種類の巻き貝の化石が、いずれも新種と確認されました。このうち1種類は、サナギガイという貝の仲間の中で世界最古だということです。
貝の化石は、石川県白山市の山間部にある1億3千万年前の白亜紀前期の地層で、平成9年から始まった県と市の調査で発見されました。白山市教育委員会によりますと、化石は殻の長さが2ミリから16ミリまでの3種類で、カタツムリと同じ、肺がある巻き貝の仲間だということです。
日本古生物学会からいずれも新種と認定され、このうち最も小さい巻き貝の化石は、サナギガイという貝の仲間の中で世界最古だということです。この化石は、発見された地層の名前などから「テトリプパ・コスタータ」と名付けられ、貝の進化の過程を示す貴重な資料として注目されています。
化石を分析した千葉県立中央博物館の伊左治鎭司上席研究員は「白亜紀前期の地層で3種類もの化石が見つかる例はほとんどなく、今後も新たな発見が期待できる」と話しています。
(ここまで引用)
凄いナァ、世界最古とは!
冒頭の写真が、世界最古のサナギガイ類の新種と認定された「テトリプパ・コスタータ」の化石です。
写真の下線は1ミリ、とっても小さな化石ですね。(写真出典:石川県白山市教委)
この白亜紀前期の地層は「手取層群」と呼ばれ、これまでもシダ植物や裸子植物、各種貝類、そして恐竜などの化石が多数見つかっている、化石の宝庫。
今回の発見で、日本の地史学や古生物学が更に進むと期待されますよ~
石川県白山市で、1億3千万年前の地層から見つかった3種類の巻き貝の化石が、いずれも新種と確認されました。このうち1種類は、サナギガイという貝の仲間の中で世界最古だということです。
貝の化石は、石川県白山市の山間部にある1億3千万年前の白亜紀前期の地層で、平成9年から始まった県と市の調査で発見されました。白山市教育委員会によりますと、化石は殻の長さが2ミリから16ミリまでの3種類で、カタツムリと同じ、肺がある巻き貝の仲間だということです。
日本古生物学会からいずれも新種と認定され、このうち最も小さい巻き貝の化石は、サナギガイという貝の仲間の中で世界最古だということです。この化石は、発見された地層の名前などから「テトリプパ・コスタータ」と名付けられ、貝の進化の過程を示す貴重な資料として注目されています。
化石を分析した千葉県立中央博物館の伊左治鎭司上席研究員は「白亜紀前期の地層で3種類もの化石が見つかる例はほとんどなく、今後も新たな発見が期待できる」と話しています。
(ここまで引用)
凄いナァ、世界最古とは!
冒頭の写真が、世界最古のサナギガイ類の新種と認定された「テトリプパ・コスタータ」の化石です。
写真の下線は1ミリ、とっても小さな化石ですね。(写真出典:石川県白山市教委)
この白亜紀前期の地層は「手取層群」と呼ばれ、これまでもシダ植物や裸子植物、各種貝類、そして恐竜などの化石が多数見つかっている、化石の宝庫。
今回の発見で、日本の地史学や古生物学が更に進むと期待されますよ~