ブナの中庭で

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石川労山主催「事故対処講習会」(前編)

2013年11月10日 | 山の技術
(答)腕を曲げている。

正しいロープ(鎖)の持ち方:腕を伸ばし持つ。腕を伸ばすことにより、体重を手と足に分散することができる。

11月10日(日)9:30~16:00の日程で、事故対処講習会が開かれました。
講師は、日本勤労者山岳連盟遭難対策部の田上千俊氏です。


午前は講義、午後は実習という日程。60名の参加者がありました。

本日の内容の一部を抜粋して紹介します。

ストック、現在販売されているものには、「Sマーク」付きのものとないものとがある。

しかし、Sマークなしのものは加重テストに合格しておらず、簡単に破断する。
「自分のストックをぜひチェックして。そして何よりも、ストックに頼るのではなく、バランスをとる為に使ってください」


山岳事故が最も多い年代は、60~64歳の女性。次は60~64歳の男性。


山岳事故の形態別では、
 転 倒  43%
 転・滑落 30%
 その他  12%
 凍 傷  3%
 落石・落氷 3%

考えさせられる内容が満載でした。
低体温症での遭難例、事故発生時にヘリをどのように呼ぶか、
死亡事故の報告書のもつ重い意味……。

どうしたら事故を防げるか、事故が発生した時にはどう対処したらよいか‥。

後編に続きます。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
panawang (転倒に一票)
2013-11-10 21:14:15
身に覚えあります。最近特にひどい。よそ見をしないことが一番でないかと。
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panawangさんへ (Repu)
2013-11-11 23:05:11
転倒といっても、様々。脳挫傷で死亡という例も少なくないそうです。恐ろしや…。
「よそ見しない」、講師の方もそうおっしゃっていました。
返信する

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