ブナの中庭で

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高所登山家、近藤和美さん

2009年11月30日 | 山のいろいろ
11月28~29日に千葉市で開かれた労山全国登山集会で、登山家近藤和美(かずよし)さんにお会いしました。
近藤さんは日本を代表する高所登山家で、世界の8000m峰に挑戦を続けています。

登頂を果たしたのは次の8座です
 シシャパンマ中央峰(8027m) 1994年 無酸素登頂
 ダウラギリ(8167m) 1995年 無酸素登頂
 チョモランマ(8848m) 1998年 登頂
 ナンガパルバット(8126m) 1999年 無酸素登頂
 ブロードピーク(8047m) 2000年 無酸素登頂
 K2(8611m) 2000年 無酸素登頂
 ガッシャーブルム2峰(8035m)  2003年 無酸素登頂
 マナスル(8163m) 2009年 登頂

山頂まで至らなかったものとしても、以下のものに挑戦していらっしゃいます。
 ローツェ(8516m) 1997年
 ガッシャーブルム1峰(8068m) 2005年
 マカルー(8463m) 2008年

他にも6000m以上の山に60回以上登った経験(アコンカグアなど)をお持ちです。
「ヤマケイ登山学校:冬山」(山と渓谷社)や「谷川岳」(昭文社)などの著者でもあります。

私は実際にお会いするまで、「鉄の男」というイメージを持っていました。
しかし実際の近藤さんは、小柄で優しい笑顔が似合う方

驚いたのは、手と足の指20本は完璧にそろっています! 高所登山ではしばしば凍傷で指を失くしてしまうので、これはオドロキでした。
実際に指に触らせていただきましたが、柔らかい指でしたよ~

どうして高所に強いのかお尋ねしたところ、「自分でも理由はわからないけど強い」とのことでした。

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