ブナの中庭で

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錫杖岳・前衛壁1ルンゼ

2010年10月17日 | アルパインクライミング
前夜は新穂高温泉で車中泊し、早朝出発。
槍見温泉裏から笠ヶ岳への登山道を進むと、錫杖岳前衛壁が姿を現します。
毎回ここで、武者震い。「さぁガンバ」と自分に声を掛けます。


錫杖沢から一ルンゼ押し出しの道を登り、壁に当たったところが1ルンゼの取り付き。


岩は硬くよく乾き、快適なクライミング。ビレイポイントも安定したテラスです。


本日のパートナーはTさん、今日初めてザイルを組みました。素晴らしいクライミング、ややこしいところは全てリードしていただきました。どうもありがとう!


6P目の核心部、湿ったクラックからハングをアブミでこえました。
これがクライミング下手っぴの私には、大変だったですよ~、ふう。


1ルンゼの終了ポイント。


上部に上がるにつれ川を挟んで穂高連峰が姿を現しました。足元には素晴らしい紅葉。


取り付き点まで懸垂下降5ピッチでした。
今日、ずっと前後して登った富山労山のみなさんと一緒におりました。


あぁ、大満足。登山道を下るとき、顔をあげると穂高連峰の山が夕焼けで輝いていました。


素晴らしいリードをしてくださったTさん、懸垂下降をご一緒させていただいた富山労山の皆さま、どうもありがとうございました。

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