ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

琵琶湖での外来魚駆除

2019年04月02日 | 生物多様性
地道な努力が実を結ぶか。

***
3月22日に訪れた沖島(近江八幡市)は、琵琶湖で最大の島で人口300人。
古くから漁業で栄えた島です。


港に到着して初めに目に飛び込んだのは、ズラリと並んだ水色の容器でした。


好奇心に駆られて蓋をめくってみると・・・、


外来魚、ブルーギルやブラックバスが容器いっぱいに入っていました。


滋賀県は外来魚の増殖で生じた漁業被害などを改善しようと、外来魚駆除に取り組んできました。
外来魚を漁師から買い取る制度を2002年度から本格化させ、03年には釣り上げた外来魚を湖に戻すことを禁じる条例を制定。外来魚を入れる回収ボックスを湖畔の公園などに設けています。
私がみつけたのも、この買い上げ魚だったようです。

地道な捕獲作戦も結果を徐々に上げ始め、漁獲量はピークよりかなり減少したとのこと(たとえばこちらのサイトへ)。

本当に外来魚が減っているなら嬉しいですね。

琵琶湖で獲れた水産物と沖島の野菜を使った「沖島めし」を食べました。

琵琶湖産手長エビの唐揚げが絶品でした。

沖島のおばちゃんたちが作ってくれたお弁当です。
美味しかった。ご馳走さまでした。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。