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化石を探し楽しむ、白山登山道

2020年06月08日 | 地質・地形・地球科学
白山の観光新道はオススメです。

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登山出発点である別当出合から白山に登るには、ほとんどが「砂防新道」が利用されています。
しかし同じ別当出合出発で山頂に至る「観光新道」は、実にオモシロイ!
展望も良好ですが、なによりも足元に「中生代ジュラ紀~白亜紀」の化石を見つける楽しみがあります。


化石名は「テトリシジミ」Myrene tetoriensis。
約2億年前~1億年前、今の白山山域に広がっていた旧手取湖に生息していたシジミ貝です。


多数の恐竜も踏みつけていたはずのテトリシジミ。
我々もこんな貴重品を踏みつけながら登ります。超ゼイタクですね~


観光新道は尾根道。


展望を楽しみながら山頂に向かいます。


黒ボコ岩で弥陀ヶ原、ひと登りで室堂へ。
先日の土曜日に登った時の状況です。


混雑している砂防新道ではなく、ぜひ楽しみが多い観光新道を歩いてみてください。

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