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「四日市公害と環境未来館」を見学して

2015年03月27日 | 環境問題
四大公害のひとつ、四日市ぜんそく。その歴史や教訓を忘れ後世に伝えるために、作られました。

***
四日市市ではコンビナートが建設され、昭和30年代に大気汚染が深刻となりました。




多くの人々が喘息に罹患しました。


1967(昭和42)年、磯津地区の患者がコンビナート企業を相手に裁判を起こします。

そして患者側の全面勝訴。

四日市では市民、企業、行政が協力し合って環境改善に取り組み、美しい空を取り戻しました。


このような四日市公害の歴史を、この館では学ぶことができます。

本日、見学してきました。
JR四日市駅を出て大通りをまっすぐ歩いて25分。
この通りには見事なクスノキの並木があります。

美しい春の空は澄みわたり、素晴らしい青空でした。

「四日市公害と環境未来館」
 四日市市安島1-3-16 TEL:059-354-8065
 9:30~17:00、毎週月曜日休館、入館料無料

2 コメント

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朔日テレビで (akashiahime)
2015-03-28 10:05:15
昨日のNHK7時半からのナビゲーションで四日市ぜんそくのこの資料館が出来るまでに尽力した人たちの話を放送していました。シンクロしていますね。
資料館の意義を深く考えました。
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akashiahimeさんへ (Repu)
2015-03-29 06:45:53
お久しぶりです、お元気ですか?
コメントありがとうございます。
三重県から戻りテレビをつけたら、この番組。偶然にビックリしながら見ました。
水俣病、イタイイタイ病の資料館、いずれも見学に行ったことがあります。この3館に共通するのは、過去の過ちを忘れず、教訓を未来につなげたいというメッセージ。
今回、見学してよかったです。akashiahimeさんも機会がありましたら、ぜひぜひ。
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