![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/0d/58808f5ef57b11af46abcca1d97d98d8.jpg)
北アルプスの大展望台。快晴に輝く山並みを眺める、シアワセ。。‥‥でも最後に怖い思いをしました。
***
富山市八尾、野積川流域の戸田峰には登山道がなく、積雪期のみに登頂が可能な山です。
私がこの山を知ったきっかけは、「とやま山ガイド」(佐伯郁夫・佐伯邦夫編、1996年)。
以来、いつかは登ってみたいと思ってきました。
しかしこの本に紹介されている小井波からのルートはアップダウンがあり、ワカンは大丈夫ですがスキーには不向き。
地形図を眺め、スキーなら西松瀬集落からのルートがよさそう。
本日、単独で行ってきました。
そして結果は?
残念ながら遅かった。あと2週間早かったらよかっただろうになぁ~
以下、本日の記録です。
車は西松瀬で通行止めとなっていました。ここに駐車して8時30分に出発。
スキーはザックに付けて歩き、まもなく発電所。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/f9/a85cca7feca0290b3cc0ed9a75868615.jpg)
林道をしばらく歩き杉林に取りつきますが、尾根にのったとたんに雪が無くなった!
急な藪尾根を1時間以上、ひたすら木を掴み身体を引き上げるのみ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/65/6718821ccf6fd7edf42a8f1a33800b27.jpg)
標高620m付近で傾斜がおちたところで、ようやく雪が繋がりスキーを装着。やれやれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/15/7a5391132c3357d077e3d0d4d4ad961e.jpg)
高度を上げると展望もきき、夫婦山などが顔を出し始めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/a4/bbf5b88efc880bca2c91fb4fb28ca4af.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/5d/42705e94d3d75699684822108133b697.jpg)
杉の巨木もあります。立山杉かな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/b4/088d4459fabaabaa6a87f678fabaf954.jpg)
858mピークは巻き、1000mから上部も凸部を巻きながら高度を上げました。
上部は素敵なブナ林。
ブナの林間から戸田峰が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/0d/58808f5ef57b11af46abcca1d97d98d8.jpg)
山頂に出た瞬間、目の前に広がる風景は圧巻。(山頂到着は12時15分)
剱、立山、薬師、黒部五郎‥‥。屏風のように連なっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/75/dfa1cbf18abb35c87014ec344f98791d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/67/43aec4565364f6ba977e662727477280.jpg)
ここまで単独でトレースもなかったのに、山頂は大賑わい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/ff/7f98d47e7a8b61c8c32bcc9e4023a42f.jpg)
別荘川の方から登ってきたそうです。
山頂でシールを剥がして滑走。
ザラメ雪がよいな~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a8/fd1dfad8ed2f01314b122b076b5e6996.jpg)
858m手前のコルで、思案。
右の谷地形は雪がしっかりついていて、気持ちよく滑れそう。
登りに1時間藪を漕いだ尾根を下りたくないな~。ということで谷に滑り込みました。
谷の最後は林道に出て出発点にもどる、予定でした‥。
ところがこの林道、崩落しているところが多く、実に恐ろしいトラバースを何度も‥‥。
滑落の恐怖と戦いながらの通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/bf/4c81f3ae5cf98cbb8b6fd5ae23bce43d.jpg)
なんとか出発点に戻ったのは、17時。
林道通過に3時間もかかったのでした。
そもそも、林道に関する情報も得ていないまま、安易に谷を下ったのは判断ミス。
そして戸田峰、素晴らしい山ですが、スキーには適期を過ぎていました。これも判断ミス。
今後への教訓となった山行でした。
***
富山市八尾、野積川流域の戸田峰には登山道がなく、積雪期のみに登頂が可能な山です。
私がこの山を知ったきっかけは、「とやま山ガイド」(佐伯郁夫・佐伯邦夫編、1996年)。
以来、いつかは登ってみたいと思ってきました。
しかしこの本に紹介されている小井波からのルートはアップダウンがあり、ワカンは大丈夫ですがスキーには不向き。
地形図を眺め、スキーなら西松瀬集落からのルートがよさそう。
本日、単独で行ってきました。
そして結果は?
残念ながら遅かった。あと2週間早かったらよかっただろうになぁ~
以下、本日の記録です。
車は西松瀬で通行止めとなっていました。ここに駐車して8時30分に出発。
スキーはザックに付けて歩き、まもなく発電所。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/f9/a85cca7feca0290b3cc0ed9a75868615.jpg)
林道をしばらく歩き杉林に取りつきますが、尾根にのったとたんに雪が無くなった!
急な藪尾根を1時間以上、ひたすら木を掴み身体を引き上げるのみ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/65/6718821ccf6fd7edf42a8f1a33800b27.jpg)
標高620m付近で傾斜がおちたところで、ようやく雪が繋がりスキーを装着。やれやれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/15/7a5391132c3357d077e3d0d4d4ad961e.jpg)
高度を上げると展望もきき、夫婦山などが顔を出し始めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/a4/bbf5b88efc880bca2c91fb4fb28ca4af.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/5d/42705e94d3d75699684822108133b697.jpg)
杉の巨木もあります。立山杉かな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/b4/088d4459fabaabaa6a87f678fabaf954.jpg)
858mピークは巻き、1000mから上部も凸部を巻きながら高度を上げました。
上部は素敵なブナ林。
ブナの林間から戸田峰が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/0d/58808f5ef57b11af46abcca1d97d98d8.jpg)
山頂に出た瞬間、目の前に広がる風景は圧巻。(山頂到着は12時15分)
剱、立山、薬師、黒部五郎‥‥。屏風のように連なっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/75/dfa1cbf18abb35c87014ec344f98791d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/67/43aec4565364f6ba977e662727477280.jpg)
ここまで単独でトレースもなかったのに、山頂は大賑わい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/ff/7f98d47e7a8b61c8c32bcc9e4023a42f.jpg)
別荘川の方から登ってきたそうです。
山頂でシールを剥がして滑走。
ザラメ雪がよいな~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a8/fd1dfad8ed2f01314b122b076b5e6996.jpg)
858m手前のコルで、思案。
右の谷地形は雪がしっかりついていて、気持ちよく滑れそう。
登りに1時間藪を漕いだ尾根を下りたくないな~。ということで谷に滑り込みました。
谷の最後は林道に出て出発点にもどる、予定でした‥。
ところがこの林道、崩落しているところが多く、実に恐ろしいトラバースを何度も‥‥。
滑落の恐怖と戦いながらの通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/bf/4c81f3ae5cf98cbb8b6fd5ae23bce43d.jpg)
なんとか出発点に戻ったのは、17時。
林道通過に3時間もかかったのでした。
そもそも、林道に関する情報も得ていないまま、安易に谷を下ったのは判断ミス。
そして戸田峰、素晴らしい山ですが、スキーには適期を過ぎていました。これも判断ミス。
今後への教訓となった山行でした。
なんだか知らないですけど、この山はバリエーションルートを試したくなりますよね。阿呆な私は、急峻な桐谷から試して途中断念したことがありました。
小井波ルートでも長い林道が付いていて、アップダウンはその後にあるのですが、スキーに慣れている方ならシールをつけたままでなんとかいけるのではないでしょうか。僕の場合は、体力の問題もあり、あと標高100~200というところで断念してしまいましたが、アップダウンのうえ帰りのスキーに使う体力を考えるとどうしても、無理は利きませんでした。
下り3時間は、おおく掛かかりましたね、無事下山できて良かったと思います。
これに懲りず、また富山の低山にも来てくださいね。
恐怖の林道トラバースお疲れ様でした。
今年は雪が多いので3月後半でも油断できませんね。
参考になりました。
今後もスキーでチャレンジしてみます。
いつもコメントありがとう。
次の週末はどうしようかな~、と考えているスキー中毒の私です。!(^^)!