ブナの中庭で

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「第7級 究極の登攀」(ライホルト・メスナー著)

2011年10月05日 | 山の本
職場の近くにできた金沢海みらい図書館に通っています。
ここにない本でも金沢市内の他館から取り寄せて頂けるのは有り難いな。

本書は1974年、37年も前に発行されているのですが、他館の蔵書にありました。

著者のライホルト・メスナー(Reinhold Messner)は、1944年にイタリアで生まれました。アルプスで500本以上のルートを登攀し、多数の単独登攀を行っています。また1986年には人類史上初の8000メートル峰全14座完全登頂(無酸素)に成功しています。

その彼が、クライミングを始めたきっかけ、初めて攀じ登った岩壁、単独登攀にこだわる理由、合理的なトレーニング法などについて書いています。
20代後半に書かれたものらしく、文章は未来への希望に満ちています。

この本を読んで、ますます登攀に魅力を感じてしまいました。

「第7級 極限の登攀」
 ライホルト・メスナー著、横川文雄訳
 山と渓谷社、845円+税、1974年発行

 

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