ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

沼島(兵庫県南あわじ市)

2023年02月15日 | 島旅
アワイチの1日目は沼島に渡ってフグ料理。

***
2月4~5日、淡路島の南にある沼島(ぬしま)を訪れました。
朝、岩屋港を自転車で出発し、海岸にそって南下。
淡路島の南海岸に入ったころから左手に沼島が。


灘漁港からの船に乗って10分、15時20分に到着しました。


まずは島最高点の灯台を目指し、その後は上立神岩を見学して宿へ向かうルートです。


小さな島なので、人々の足は三輪自転車と手押し車。


道は整備されていました。


尾根道にでたら灯台へ。


島最高点117.2mに到着。立派な灯台です。
このピークは石仏山と呼ばれているようですが標識などは無し。
そして地理院地図に示されている三角点は見つからずで残念・・・。


尾根道を進み山の大神社。
黄色金属製の鳥居がズラリ、不思議な風景でした。


ここから下って、島のシンボル「上立神岩」へ。
海岸には結晶片岩の巨礫。
沼島と淡路島の間には中央構造線が走っており、沼島は地質的には「西南日本外帯・三波川(さんばがわ)変成帯」です。
(一方、淡路島は内帯で花崗岩地域)


上立神岩も結晶片岩であり、特徴的な面を持っています。


ちょうど日没時となり、夕日を浴びて美しい~


沼島漁港へ戻ります。
道は池のそばを通過、これが「沼島」の名前の由来なのかな?


今晩の宿は、木村屋旅館。


対岸の福良産の三年トラフグのコースでした。


白子の天ぷらもおいしかったです。


翌朝2月5日、始発6:20の船で灘漁港へ戻ります。
港はまだ暗く、昨日登った灯台の明かりも見えました。


アワイチ2日目、走り始めた頃に日の出。
沼島が美しい姿を海上に横たえて。


沼島は1955年までは沼島村で人口も2500人を超えたそうです。
その後人口減少が続き、南淡町に合併、さらに南あわじ市に合併し、現在は473人となりました。

沼島は夏場、鱧料理が名物だそうで、夏にもう一度行ってみたいなぁ。
いい島でした。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。