ブナの中庭で

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マルツンボリ山(1237m)

2008年07月15日 | 膝前十字靱帯・リハビリ
土曜日の夜、山の大先輩であるNさんから電話。
「マルツンボリ山、林道歩きだけど明日行かない?」
Dr.から登山はまだ禁止されているけれど林道なら大丈夫でしょう、ということで行くことにしました。

マルツンボリ山、山名がカタカナで珍しいでしょ。
富山県南西部五箇山にあり、人形山や三ヶ辻山の北北東に位置します。(近くには同じカタカナ山のタカンボウ山もあります。)地形図には三ヶ辻山から登山道が伸びていますが、かなり荒廃して歩けるかどうか怪しいらしい。
そこで今回は林道終点までいき、最短距離で山頂を狙ってみることにしました。

五箇山の旧平村下梨で荘川を渡り林道小谷川線に入ります。山小屋のある中根平と人形山登山口を過ぎてさらに前進。
しかし登山口から約500m地点で林道は工事のため閉鎖中。


ここに車をおいていよいよ出発。
本日のメンバーは白山フウロ山の会のNさんとSさん、そして私の3名です。

林道は山斜面の高い位置につけられ、これがなかなか展望良好。大滝山、袴越山はじめ五箇山の深い山並みを楽しむことができます。

(この写真の後、次第に晴れてきて展望がひろがりました)

船頭川の源頭部を2度渡沢して清冽な水音を楽しみ、林道両側のブナ林のスピリットを頂きながら歩きます。途中、カモシカにも会いました!


約1時間歩いて林道は終点。


ここから右手の山頂までは標高差150m、道はなし。さてどうするか、地図と地形をにらめっこ。確実なのは急傾斜面を直登する薄い踏み分け道を登るルート。しかし私の膝を考慮し、直進して杉植林地に入り、緩やかな尾根から登ることになりました。

しかしルートはトラバースを続け標高はあがりません。また植林して3~4年でしょうか、植林前に切り開いた倒木が地面を覆いかなり歩きにくい。
そこで何としても山頂をゲットしたいNさんは果敢にヤブへ突入しパワー全開、直登して山頂へ。(さすが百戦錬磨、猪突猛進のNさん!)
私は膝を考えてリタイア。
Sさんは私をサポートしてくださるということで「山頂はまた膝が治ったら行きましょうね」と優しいお言葉。暖かい思いやりに感激。ありがとうございます。

無事登頂を果たしたNさんと合流し、林道へ降りて、帰りは会話を楽しみながら下りました。
怪我を何度も乗り越えてきたNさんから、林道歩きはリハビリに最適と、林道歩きの極意を伝授していただきました。

(ビタミン補給に最適、サンカヨウの実)


今日は傾斜のある林道でしたが、楽しく歩け膝も大丈夫。膝は確実に回復していることを実感できました。嬉しいな~
帰りに入った桜ヶ池温泉も良かったです。
Nさん、Sさん、ありがとうございました。なお、今回の写真は全てSさん撮影のものです。こちらもありがとうございました。
しばらくは林道リハビリウォークに励むことにします。いろいろ楽しそうですよ~
どなたかご一緒しませんか?

*本日のリハビリ:歩行歩数は11,700歩


2 コメント

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木の実 (チャイカ)
2008-07-28 11:07:39
病気療養をしている知人にコーヒーカップを持って行くのに、山帰来の実の柄が縁起がいいよと言われました。姥捨て山に捨てられたおばあさんが、この実を食べて元気になり里に戻ったという言い伝えがあるそうです。山にはサンカヨウの実のようにお肌に良さそうな木の実もいっぱいあるのですね。でも、知らないと中には毒のあるものもあるのかな?
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 (Repu)
2008-07-28 20:34:49
サンカヨウの実、美味しそうだけれど実は種が多いな。
夏~秋は山では美味しいものがイッパイ。
私はキノコについては知識がないので、この秋は頑張って学ぼうと思っております。
とれたらチャイカさん宅へ持っていくよ。毒キノコだったりして‥‥
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