ブナの中庭で

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湧水の水質分析結果

2011年09月15日 | 地質・地形・地球科学
「水質分析」なんていっても、自分にできることは限られているのですが‥‥。

結果を発表します。

●アンモニウムイオン 0.2ppm未満:評価、以下同様)きれいな水
●リン酸イオン 0.05ppm未満:きれいな水
●亜硝酸イオン 検出されず:きれいな水
●硝酸イオン 1ppm未満:きれいな水
●COD(化学的酸素要求量) 8ppm以上:高い
  *高いが人為的な汚れによるものではなく、腐葉土など自然の有機物由来と思われます。
●pH 4.8(弱酸性:ただし参考値)
  *これは本来は取水地で測定すべき値です。
  ペットボトルに入れて持ち帰り測定したため、ボトル内の空気に含まれた二酸化炭素が溶け込み、本来の値より小さい(酸性側)になっていると推測されます。

ここまでの値だけみると、清澄な水との評価。

そして実際に飲用が可能かどうかは、病原菌検査が必要です。
しかし、私はこの湧水を現地でいっぱい飲みました。(つまり人体実験
3日経過してお腹には異変は全くありません。また飲んだ時はとっても「美味しかった」から、大丈夫と思います。(あくまで推測)

この病原菌検査、私にはできないけれど、保健所等に依頼できると思います。

トラスト地で間伐作業や自然観察会を行うとき、コンコンと湧き出る水をみんなで一緒に味わえたらイイですね!
また今の少々荒れた杉林から、ブナ&ナラの森に変遷したら、湧水もさらに豊かになると思いますよ。
楽しみだなぁ~

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