これまで日本の木材自給率は低下の一途をたどってきました。
木材自給率は昭和30年には90%を越えていたのですが、平成11年には20%を割り、低迷。
しかし昨年は23%、今年は24%に上がる見通しです。
この図は林産物の国別輸入額(木材そのものでないことに注意)。
私たちは世界中から林産物を輸入しているのですねぇ。日本にはいっぱい森があるのに。
日本の輸入外材(原木)の4割を占めていたロシア。ここにきて、木材の輸出関税を大幅にアップさせています。
目的は原木を国内にキープし自国内での木材加工産業を振興させるためとか。
6.5%(06年まで)→20%(07年7月)→25%(08年4月)→80%(09年1月)
関税80%とは、また凄いものだよ!これでは輸出禁止措置と同じ。
このような経過から、ロシアからの輸入は今年上半期でマイナス60%(前年同期比)。
そのような結果、外材は高騰。
住宅によく使われている北米産ベイマツは国産ヒノキ(中丸太)より高価となりました。
また以前は国産スギより安かったロシア産カラマツも同様に、国産ヒノキを抜こうとしています。
中国、インドなどでの木材需要の高まりもあって、国産材の利用拡大が活発化してきています。
しかし林業従業者は全国で4.6万人と30年前の1/4。しかも65歳以上の高齢者率は26%。
手入れを放棄した森林が増え、山の荒廃が深刻です。
荒れた山に何か出来ないかと考え、森林ボランティアを7年前に始めました。
参加者のみなさんと地元の山に入り、年に3日間だけですが、間伐、下草刈り、枝打ちなどの作業を続けています。
最近は60名を超える参加があって、嬉しいです
でも実は、全くの「焼け石に水」。地元石川県でも荒廃した山が多くて胸が痛みます。
日本の林業復活の日はいつ来るのかな。しかし、まだまだ課題が多そうですね‥‥。
木材自給率は昭和30年には90%を越えていたのですが、平成11年には20%を割り、低迷。
しかし昨年は23%、今年は24%に上がる見通しです。
この図は林産物の国別輸入額(木材そのものでないことに注意)。
私たちは世界中から林産物を輸入しているのですねぇ。日本にはいっぱい森があるのに。
日本の輸入外材(原木)の4割を占めていたロシア。ここにきて、木材の輸出関税を大幅にアップさせています。
目的は原木を国内にキープし自国内での木材加工産業を振興させるためとか。
6.5%(06年まで)→20%(07年7月)→25%(08年4月)→80%(09年1月)
関税80%とは、また凄いものだよ!これでは輸出禁止措置と同じ。
このような経過から、ロシアからの輸入は今年上半期でマイナス60%(前年同期比)。
そのような結果、外材は高騰。
住宅によく使われている北米産ベイマツは国産ヒノキ(中丸太)より高価となりました。
また以前は国産スギより安かったロシア産カラマツも同様に、国産ヒノキを抜こうとしています。
中国、インドなどでの木材需要の高まりもあって、国産材の利用拡大が活発化してきています。
しかし林業従業者は全国で4.6万人と30年前の1/4。しかも65歳以上の高齢者率は26%。
手入れを放棄した森林が増え、山の荒廃が深刻です。
荒れた山に何か出来ないかと考え、森林ボランティアを7年前に始めました。
参加者のみなさんと地元の山に入り、年に3日間だけですが、間伐、下草刈り、枝打ちなどの作業を続けています。
最近は60名を超える参加があって、嬉しいです
でも実は、全くの「焼け石に水」。地元石川県でも荒廃した山が多くて胸が痛みます。
日本の林業復活の日はいつ来るのかな。しかし、まだまだ課題が多そうですね‥‥。
世話されていない山が多くて、大雨が降るとスグに土砂崩れを起こします。
私たちがやっているような、多くの方が気楽に森林ボランティアに入れるしくみがあるといいですね。