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13.8%と439基

2011年05月10日 | 原子力・放射線
439基ある原子炉、世界の発電量の13.8%を占めています。

全発電量に占める原子力発電の割合と原子炉の設置数は次のとおり。(原子炉数の順に並んでいます)

(1)米国    20.2% 104基
(2)フランス  75.2% 58基
(3)日本    28.9% 51基
(4)ロシア   17.8% 32基
(5)インド   2.2% 20基
(6)英国    17.9% 19基
(7)カナダ   14.8% 18基
(8)ドイツ   26.1% 17基
(9)中国    1.9% 13基

日本の28.9%は世界平均の約2倍、原発への依存度が高いのですね。

ドイツでは26.1%を占めますが、段階的に原発を廃止することを決めています。福島原発事故の後、1980年以前に稼働を始めた古い原発7基を稼働停止しました。

中国は現在13基。しかし建設中のものが27基あるうえ、建設計画は50基を超えます。
インドも5基を建設中。
経済成長著しい新興国はいずれも原発計画が多くなっています。

しかし事故への対応、リスク管理、心配されます。
「想定外」という言葉がグローバルスタンダードで使用されることがありませんように。

(冒頭写真:浜岡原子力発電所、運転停止が決まりましたね)

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